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高速転送と低価格を実現した実用的なSSDが登場、価格は約1万円


HDDと比較して耐震性や耐衝撃性に優れ、騒音などを発することがなく、さらに消費電力も低いという、ノートパソコンユーザーなどにとってはまさに夢のような記録媒体である「SSD」ですが、価格の高さや低価格モデルの転送速度の遅さが普及のネックとなっていました。

しかしついに低価格と高速転送を実現した、実用的なSSDが登場したようです。

詳細は以下の通り。
価格.com - Silicon Power SP032GBSSD650S25 価格比較

大手価格比較サイト「価格.com」によると、11月11日12:30現在、Silicon Power製の32GBモデルSSD「SP032GBSSD650S25」が1万500円で販売されています。

価格変動グラフはこんな感じ。


気になる転送速度ですが、読み込み速度が毎秒165MBで書き込み速度は毎秒95MBとなっており、実用的な速度となっています。インターフェースはS-ATA。

残念ながらMLC(マルチレベルセル)のフラッシュメモリを採用しているため、SLC(シングルレベルセル)のフラッシュメモリを採用したものと比較して、若干耐久性が劣るものとなっていますが、この性能でこの価格というのは非常に魅力的かもしれません。

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in メモ,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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