大酒飲みの人はガンになりにくいかもしれません
お酒をたくさん飲んでもなかなか酔わない人、いわゆる酒豪の人が持つ遺伝子の中に特定のガンのリスクを軽減する効果があるようです。
詳細は以下より。ABC News: Drinkers' Genes May Cut Cancer Risk
フランスのリヨンで行われた研究によると、酒豪の人が持つ遺伝子は、アルコールを飲むことによって発生率が高まるガンを抑制できるとのことです。呼吸器官や消化器官にガン細胞を持った人約3500人を研究した結果、アルコール脱水素酵素(ADH)の中のADH1BとADH7という酵素がアルコール代謝に関係していることが判明し、酒豪と呼ばれる人はこの2つの酵素が特殊変化しアルコール代謝速度が著しく高まっていることがわかりました。また体内にアルコールが長く残ると発ガン率が高まるため、早くアルコールを代謝することによって発ガン率を抑えられるとのこと。
たとえ酒豪でもアルコールの大量消費は、高血圧、心臓発作などに結びつく場合があり、また胎児への悪影響、飲酒事故、犯罪活動を行う可能性が高まるため、適度に飲むのがよいとのこと。
結局「飲み過ぎはいけません」ということなのですね。
・関連記事
週5回の自慰が前立腺ガンを防ぐかもしれません - GIGAZINE
アメリカでガンを治療する新しい方法が特許に - GIGAZINE
リンゴでガンや心臓病、虫歯などが予防できるかもしれません - GIGAZINE
トマトを食べれば若さを保つことができる - GIGAZINE
・関連コンテンツ