30年以上前に登場した世界初のデジタルカメラ

今ではモバイルに特化したものから、美しい写真を撮ることを追求した巨大なものまで様々な種類のデジタルカメラが発売されていますが、フィルムを使わない世界初のデジタルカメラはKodakの研究者が寄せ集めのパーツで作ったそうです。
詳細は以下から。Kodak A Thousand Nerds - We Had No Idea
レンズは8ミリカメラの生産ラインでのゴミ箱から流用し、当時は画期的だったCCDイメージセンサーを搭載。23秒かけて白黒画像をカセットテープに記録するそうです。

撮影した画像は、カセットをカメラから取り外し再生デバイスにセットすることでテレビに出力できるようになっています。

印刷した撮影画像(左)とテレビに映した画像(右)を比較。

特許は1978年に取得されています。
Electronic still camera - Google Patents

サイズはこんな感じ。持ち運べないことはないようですが、かなり重そうです。
Kodak's First Digital Camera - Retro Thing

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