富士フイルムのデジカメ新機種「FinePix F100fd」がものすごい勢いで「顔」を検出する様子
富士フイルムのデジカメ新機種「FinePix F100fd」は光学式5倍ズームレンズもさることながら、顔検出機能「顔キレイナビ」というものを搭載しており、「正面の顔」「横顔」や「斜め顔」だけでなく、「上下逆向きの顔」「複数人の顔」を高速に認識して検出することができるというのがウリらしい。
というわけで、フォトイメージングエキスポ2008の富士フイルムブースにて、ものすごい勢いで「顔」を検出する様子をムービーで記録してきました。一体何に使うのかわからないほどの勢いです。
詳細は以下から。
FUJIFILM | 企業情報 | ニュースリリース | 人物の肌もより滑らか、青空もくっきり!豊かな階調表現を実現する従来比4倍のダイナミックレンジ デジタルカメラ「FinePix F100fd」 新発売
これが背面部分
逆方向から
上部
逆方向から
左下にあるのがFinePix F100fd、その前にぐるぐると顔が連なって回転する映像。そして右上にあるのがFinePix F100fdの背面液晶モニターに映る映像を出力したものです。
モニターにカメラを向けてみる
するとこんな感じでぐるぐる回転しまくっている顔をちゃんと認識していることがわかる。もちろん撮影も可能。
側にいた担当者に聞いたところ、今までは顔の角度がある程度傾くと認識できなかったそうですが、今回のFinePix F100fdはどのような角度の顔であってもムービーのようにして認識し、瞬く間にフォーカスを合わせることができるというわけ。実際にどのようなシーンで使うのかと聞いたところ、ニヤニヤしていました。
今度はスペースインベーダーみたいにゆらゆらと動く10個の顔を同時に認識するというもの。先ほどのも不気味でしたが、今回のも不気味とか、そういうレベルではない。
というわけで、今回もこうやって撮影してみる
すさまじい勢いで左右に動きまくる大量の顔を認識しているのがよくわかる。記念撮影などの時には威力を発揮してくれるらしい。
で、ラストがこの瞬間移動しまくる顔を超高速で追跡するというシューティングゲームみたいなもの。
今までと同様にして撮影してみる。ただし今回はレンズの前に手をかざして見えない状態にすることで追跡を一旦リセットさせ、その状態でどれだけ高速に認識できるかをテストしてみます。
結果、とんでもない勢いで認識していることが判明。約0.036秒で顔を探し出すらしい。そこまでして顔を追っかける必要性はわからないのですが、とにかくすごい。
こうやって見ていると、なんとなく開発者の執念を感じます。
なお、この機種は3月15日に発売済みで、最安値は価格.comなどでわかります。
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