メモ

貧富の暮らしの境界線がくっきり現れている都市の写真


普通の住宅街の中にお金持ちが集まって住んでいる区画があるようなケースは見かけたことがありますが、これは貧富の差が極端に大きく、境界線を隔てて完全に別世界のような光景になっています。

詳細は以下の通り。
まずはサンパウロ市のモルンビー(モルンビ)地区。「モルンビーに住んでいる」といえばお金持ちと考えてよく、モルンビーの丘の上にはサンパウロでもトップクラスの病院があるらしいのですが、地区があまりに広いために実際は貧しい人の暮らす区画もあります。

左にある家のサイズはどれもテニスコートより小さい。


小高い場所に立っているマンション群。

by things.I.like.in.SP Creative Commons

モルンビースタジアム。


Googleマップで見るとこんな感じ。高級住宅地の方はプールやテニスコートがあり、そのサイズはどれもかなり大きい。

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次に、ベネズエラの首都カラカス。丘の斜面に貧しい人々が軒を連ねて住んでいて、その人数はカラカスの全人口の80%とも言われている。

夕暮れのカラカス。右奥の丘はよく見ると住宅が密集している。


山が建物でできているみたいにも見える。


カラカス中心部は高層ビルが立ち並ぶ。


Googleマップだとこんな感じ。幹線道路をはさんで家のサイズが全然違っている。

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最後はムンバイのDharavi(ダラヴィ)。ムンバイはインド第1の商業都市として経済活動の中心となっており、世界で人口が最も多い都市とも言われる。その中のDharaviはアジア最大のスラムと言われ、わずか2.5平方kmの土地に100万人が居住しているという。

ムンバイの様子。

by d ha rm e sh Creative Commons

カラフルな屋根。


こちらはくすんだ色の屋根ばかり。


電線が垂れ下がったりゴミの山があったりしているが、インドではこういう所は珍しくないらしい。


Googleマップの様子。左上がDharavi、全体的に灰色で屋根の切れ目がわかりづらい。

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in メモ, Posted by logc_nt

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