ソフトウェア

「Safari for Windows」公開2時間後にセキュリティホール発覚


まだパブリックベータなのでバグがありまくりなアップルのブラウザ「Safari」のWindows版ですが、公開からわずか2時間後にはセキュリティホールが発覚、さらに続々と今日に至るまでぜい弱性が指摘されまくっており、いくらベータ版とはいえ、常用するにはかなり危険な状態であることがわかってきました。しかもまだ修正されたバージョンが配布されていません。

詳細は以下の通り。
BetaNews | 'Day One' for Safari for Windows Becomes Zero-Day Nightmare

Errata Security: Niiiice...

Larholm.com - Me, myself and I >> Safari for Windows, 0day exploit in 2 hours

大体どんな内容のぜい弱性が出てきているかというと、リモートから不正なコードを実行させることができたり、クラッシュさせたり、あるいはSafari経由で完全にリモート制御されてしまうと言うすさまじい内容です。しかもMac OS Xで提供されている方の正式版にも同様のぜい弱性が発見されているとのこと。


ちなみに、「アップル - Safari 3 パブリックベータ」の日本語版ページに書いてある「Safariが好きになる12の理由。」の最後に「セキュリティ」とあり、こう書いてあります。

Safari 3から、どんなコンピュータでも安心してインターネットを楽しめるようになりました。アップルのエンジニアは、使い始めたその日から、Safariを安心して使えるようにデザインしました。

正式版では安心できるクオリティになってリリースされることを望む次第です……。

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in ソフトウェア, Posted by darkhorse

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