筑波大学で「萌え」や「腐女子」、「涼宮ハルヒの憂鬱」などが特別講義に
筑波大学の第二学群比較文化学類で行われる「現代思想特講II」という授業において、サブカルチャーの歴史をたどりつつ、特定のテーマに焦点を絞り、思想や美学芸術、ジェンダー論、美少女論などと絡めて「萌え」や「腐女子」、「オタク論」「涼宮ハルヒの憂鬱」などが授業で取り上げられるそうです。
なんだか面白そうな授業ですね。
詳細は以下の通り。
科目名:比較文化
このページによると、サブカルチャーのオーソドックスな歴史をたどりつつ、特定のテーマに焦点を絞り、思想や美学芸術、さらには都市論、メディア論、ジェンダー論、美少女論などへと発展させるという主旨のもと、以下のような授業が行われるそうです。
マンガのチャート式分類法
萌える男―『げんしけん』に見るオタクの生態学
腐女子化する社会―乙女ロードを歩く
マンガ表現論の現在―竹内一郎と伊藤剛の手塚治虫論
データベース消費と症状消費―東浩紀と斉藤環のオタク論
オタク建築―ヴェネチア建築ビエンナーレ
ライトノベルの出現―『涼宮ハルヒの憂鬱』など
ジェンダーの境界線―女装少年の系譜
現代アートとサブカルチャー―村上隆の開いたもの
内容は変更の可能性があるとのことですが、学問として真剣に取り上げるというのは、面白い試みだと思います。
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