初めてコミックマーケットに参加するときの基礎知識まとめ
12月29日から31日の大みそかにかけて、冬のコミックマーケット、通称「冬コミ」が開催されるわけですが、コミックマーケットに興味があるけれども行ったことがない人に向けて、初めてコミックマーケットに参加する際の最低限の基礎知識をまとめてみました。
上記写真はKobak氏撮影によるコミックマーケット62の会場内の風景です。
続きは以下の通り。
そもそもコミックマーケットとは、コミックマーケット準備会が主催する世界最大の同人誌(同好の士が資金を出しあって作成した雑誌の意)の即売会のことで、毎年8月と12月の年2回、東京国際展示場(東京ビッグサイト)で2日間または3日間開催されます。2006年12月29日から開催される「冬コミ」は第71回目だとか。
またコミックマーケットは「コミケ」とも略され、特に8月に開催される方を「夏コミ」、12月に開催される方を「冬コミ」と呼ぶそうです。
なおコミケ会場では同人誌の売買だけでなく、コスプレ(アニメなどの登場人物のキャラクターの格好をすること)をして参加する場合などもあるとのこと。
そしてコミケへの参加方法ですが、当日会場に行くだけで参加することができます。特に入場チケットを買わないといけないということはありません。しかしコミケに楽しく参加するためにも、以下のことをまとめてみました。
1.カタログを買う
コミケ開催時期が近づいてくると「コミケットカタログ」というものが発売されますが、カタログには次のようなことが載っているので、目当てのものがある場合は買っておいた方が無難です。当日は大変混雑することから、事前準備をせずに中で探そうとするのは困難です。
・そもそもどのようなサークルがあって、どのような本を出すのか
・その本はどこで売っているのか
・会場内のサークルの配置図
ちなみにカタログは一般の書店で買えないので、以下のリンクの取扱店一覧を参照のこと。当日販売もあるそうです。
コミケットカタログ取扱店の御案内
2.現金を用意する
同人誌にもよりますが、一冊あたり数100円の本がほとんどなので、おつりが出ないように小銭を用意しておくと、スムーズに購入できます。また会場内のATMでお金を引き出すのは困難を極めるので、予期せぬ掘り出しものを見つけたときのためにも、少し多めにお金を持っていくといいかもしれません。
3.交通機関のプリペイドカードなどを用意しておく
当日は交通機関が大変混雑するので、スムーズに改札を通るためにも、パスネットやSuicaなどの用意をしておいた方が賢明です。
第71回コミックマーケットの開場である、東京国際展示場(東京ビッグサイト)へのアクセスは以下を参照のこと
東京国際展示場
4.徹夜をしない
治安上の理由などから、会場の前で徹夜並んで待つことは禁止されています。金品を狙われて襲撃されることもあるそうなので、どうしても欲しいものがあるとしても、せめて始発の電車で向かう程度にとどめる必要があります。
5.熱射病などに気をつける
開場まで外で並び続けることになりますが、「夏コミ」も「冬コミ」も時期的に過酷な気候であることが多く、熱射病や寒さによる体力の消耗などで倒れてしまう人も多いそうです。なので凍らせたペットボトル飲料やカイロなどを常備しておいた方が安全です。
なおコミックマーケットについては以下のサイトが詳しい。
コミックマーケット公式サイトへようこそ
コミケ参加の基礎知識
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