東大教授が居眠り運転の予兆を検知するシートを開発
眠くなる前の前兆を脈や呼吸数から検出して、警告音を発するそうです。音だけでは眠気覚ましになるかどうか怪しいですが、光を当てるとか電気ショックを加えるなどの強引なやり方はそれ自体が危険なので無理っぽい。
オフィスや学校でこの装置が導入されたら、緊張感が漂う毎日になりそうです。
詳細は以下から。
居眠り運転防止シートを開発
~ 座席に取り付けたセンサーにより入眠予兆を検知 ~(PDFファイル)
このシートを開発したのは、東京大学の金子成彦教授をリーダーとした産学研究グループ「入眠予兆研究会」と独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構。入眠状態になる約10分程前に一定の前兆信号が脈と呼吸に表れることを突き止め、心拍数と呼吸数を測定できる座席を作ったそうです。
開発された運転シートも一般のシートと同じ大きさで、運転手は何の装置も着けずにただ座っているだけで大丈夫とのこと。
研究グループは現在、飲酒状態での特徴的な脈や呼吸状態などの解明にも取り組んでいて、飲酒運転防止シートの開発も行うそうです。
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