ネットサービス

業界団体によるBitTorrentの偽トラッカーを探す「Fenopy Fake Finder」


欧米で最大勢力を誇っているファイル共有ソフトと言えば「BitTorrent」(正しくはそのプロトコル)ですが、もちろん違法なファイルが山ほど流通しており、全米レコード協会(RIAA)やアメリカ映画業協会(MPAA)といった業界団体もこれを黙って見過ごしてはおらず、おとり用のトラッカーを用意し、そこに接続してきたIPアドレスを収集して警告を片っ端から送りつけているそうです。

そしてこの度、こういった業界団体による偽トラッカーを片っ端からリストアップして自由に探し出すことができるようにしたネットサービスが出現しました。それが「Fenopy Fake Finder」です。

詳細は以下の通り。
Fenopy Fake Finder
http://fenopy.com/fakefinder/

これが偽ファイルの名前とハッシュ値。
http://fenopy.com/fakefinder/fake.php?cmd=torrent

こっちはRIAAとMPAAによる偽トラッカーの一覧。かなり多い。
http://fenopy.com/fakefinder/fake.php?cmd=tracker

なお、同様のソフトウェアとしては「PeerGuardian 2」が有名です。政府機関や特定の国レベルでのアクセスを防いだりできます。


Phoenix Labs >> PeerGuardian 2

日本語版は以下から。

Software translated into Japanese: 日本語化ソフトウェア

説明書とブロックリストは以下にあります。

PeerGuardian 2 公式ユーザーガイド & マニュアル

ブロックリスト - DukeDog University

本当にいたちごっこですね……。

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in ネットサービス, Posted by darkhorse

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