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自作PCファンには垂涎の「COMPUTEX TAIPEI 2015」PCパーツ関連ブース一挙まとめ


台湾で開催されたアジア最大のIT見本市「COMPUTEX TAIPEI 2015」では、自作PCファンにお馴染みのメーカー各社がブースを構え、自慢のPCパーツや関連機器を展示していました。「なるほど!」とうならされる機能美から、「一体コレは……」と唖然としてしまう変態デザインまで、見ているだけで楽しい出展物の数々はこんな感じでした。

COMPUTEX TAIPEI
http://www.computextaipei.com.tw/

去年のCOMPUTEX TAIPEI 2014でも「S-Frame」などの個性的なPCケースを発表した台湾のIN WINは、今年のCOMPUTEX TAIPEI 2015でも、やはり奇抜なPCケースをどどーんと展示していました。


入り口からぶっ飛んだ展示。これは「H-Tower」という名のPCケース。


変態もとい変身前はこんな感じ。


H-Towerがどのように変身するのかは以下のムービーで確認できます。

IN WINの変形PC「H-Tower」が変身する様子 in COMPUTEX TAIPEI 2015 - YouTube


さらに強化ガラスを使いまくったフルタワーケース「808」


808に比べるとやや小ぶりなミドルタワー「805」


サイド部分のアルミ+強化ガラスの「901」


901のフルタワー版「904 PLUS」


Mini-ITX規格のコンパクトケース「Chopin(BQ696)」


電源内蔵です。


マザーボードメーカーBIOSTARのブース。


ゲーミング用マザーボード「GAMING Z170X」を展示。名前から分かる通り、第6世代Intel Coreプロセッサ「Skylake」対応のIntelチップセット100シリーズ・マザーボードです。


「GAMING H170T」の横にはなぜか手榴弾。


ASUS、MSI、ASRockなどが南港展覧館に移転を済ませたのに対して、依然として台北世界貿易中心展覧大樓(TWTC)でブースを構えるGIGABYTE。ゲーミングPCやスマートフォンなどを精力的に展示していたCOMPUTEX TAIPEI 2014に比べると寂しい展示内容でした。


目にとまったのがPCケースに載せられたブツ。


これはグラフィックボード専用の水冷クーラーキット。


こんな感じで取り付けます。


3-Way SLIを冷却することが可能。


天面から熱風を出しながら強力にグラフィックボードを冷却できます。


ZenFone Selfieや2KタブレットZenPad S 8.0などを展示していたASUS


アタッシュケース内蔵PCなどの自作PCも展示していました。


他にも一体型PC「Zen AiO」を発表。


iMacの様なデザイン。


ASUSのノートPC・ZenBookなどではおなじみのヘアライン加工。


スタンドはこんなデザイン。


SDカードスロット、イヤホン、マイク、LANポート、HDMIポート、USB3.0×5、Type-CのUSB3.1ポートを搭載しています。


変態からの脱却を図っているのかどうかは分かりませんが、王道を歩みつつあるASRockブース。


ASUS、GIGABYTE、MSIなどと同様に、第6世代Intel Coreプロセッサ「Skylake」対応のIntelチップセット100シリーズ対応マザーボードがずらりと展示されていました。


これは上位モデル「Z170 Extreme7」


ASRockの新マザーボードは上位モデルのバックパネルにType-CのUSB3.1ポートが搭載されています。


「Fatal1ty Z170 Gaming-ITX/AC」はMini-ITX規格。


こんな巨大なWi-Fiアンテナが付属しています。


キューブ型ベアボーンPCで知られるShuttle


Skylake対応のキューブ型ベアボーンを参考展示していました。


長めのグラフィックボードにも対応できそうです。


高品質なケースや電源で知られるSilverStone


ブースではVRヘッドセット「Oculus Rift」をデモしていました。


日本ではあまりなじみがないCHIEFTEC。台湾メーカーとのこと。


六角形の奇抜なデザインのPCケースを展示。


中はこんな感じで、側面にマザーボードを3つの長辺にその他のPCパーツを設置するようです。


他にも同様に金属フレーム・金属パイプ・アクリルパネルで構成される変わったデザインのケースがありました。


金属フレームやアルミパネルをつかったユニークなデザインはデザイン性もさることながら、分解すれば薄くて小さな梱包で出荷できるメリットもあるとのこと。


低価格なCPUクーラーで知られるDEEPCOOLのブース。


圧倒的存在感を放っていたのが、PCケース「Trisellar」


右下の空間はこんな感じ。写真右側にMini-ITXのマザーボードを搭載しており、左側では簡易水冷クーラーでCPUを冷却しています。


トップエリアはストレージ格納用……


だけかと思いきや、グラフィックボードも搭載可能。デモPCにはGTX980が挿さっていました。


そして左下の空間には電源とHDD用の3.5インチベイ。


PCケースを3つの空間に分けることで冷却効率を高める狙いで、Antecのハイエンドモデル「S10」と同様のデザインコンセプトですが、まったく異なる形ででき上がってくるのが自由度の高い自作PCならではの奥の深さです。


AntecのフラッグシップPCケース「S10」がCOMPUTEX TAIPEI 2015で世界初公開 - GIGAZINE


これは「NEPHRITE」というパネルで構成されるPCケース。


トップエリアにはグラフィックボードを搭載可能。


背面はこんな感じ。


同じく内部で空間を仕切るタイプの「GameStorm」


十字の交点付近にスイッチ類があります。


下段には電源を搭載。


なお、DEEPCOOLはデザイン性の高いノートPC用のクーラーや……


USBハブが前面についていて、下にキーボードも収納できる実用性の高そうなディスプレイスタンドなども展示していました。


高品質PC電源で知られるENERMAX


一見3.5インチHDDに見えるストレージラック「EMK3203」を展示。


EMK3203には2.5インチサイズのHDDやSSDを内蔵でき、3.5インチベイに搭載できるという仕組み。


さらにRAID 0、RAID 1、JBODなどをスイッチ一つで切り替えられます。


XIGMATEKはPCケースを大量に出展。


「Aquila」というMini-ITX規格のPCケース。


「Nebula」というカラフルなPCケース。


こちらもMini-ITX規格。


XIGMATEKのブース内ではなぜか占いが行われていました。


オーバークロックメモリで知られるG.SKILLは、今年もオーバークロック大会を開催。


当然のように液体窒素を持ち込み。


このような専用のCPUクーラーを使って……


エクストリームなオーバークロックを実行していました。


BitFenixブース。


「ATLAS」というフルタワー2台分を合体させた巨大なケースが展示されていました。


片方にはマザーボード。


もう片方には電源やストレージ。


そして前面にはファンを合計6個。


Plextorは今年もSSDの新モデルを一挙公開。


一般向けの2.5インチタイプの主力品「G7Le」。512GBモデルは4Kランダムリードが90000IOPS、4Kランダムライトが80000IOPS。


フォームファクタがM.2の「G7Ge」。東芝のMLC NANDフラッシュを採用しています。


同じく東芝製NANDフラッシュの「G7He」。SATAですがここまでコンパクトに。


フォームファクタがPCI-Expressの「M7e HHHL」は1024GBモデルもあり、シーケンシャルリードが1400MB/s、シーケンシャルライトが1000MB/s、4Kランダムリードが125000IOPS、4Kランダムライトが140000IOPSと高速。


M7e HHHL同等の性能を誇るM.2タイプ「M7e M.2 22110」も1024GBまであり。


また、TLC NANDフラッシュを擬似的にSLC NANDフラッシュのように扱う「SCL Mode」のデモが廉価版「M7V」で行われ、TLC NANDでも高速書き込みが可能であることがアピールされていました。


ゲーミングマウス/キーボードで知られるCOUGARブランド。


キーボード「450K」の防水性能をアピールしていました。


フラッグシップPCケース「S10」を発表したAntec


ampブランドでリリースする小型のスピーカーやモバイルバッテリーを一挙に展示していました。これは吸盤で取り付けられるBluetoothスピーカー「Wedge」。


サイコロ状でカラーバリエーション豊富な「Sugar Cube


防水対応の「Spot Shower


バッテリー内蔵のポータブルBluetoothスピーカー「Note


13000mAhの大容量モバイルバッテリー「LifeBar 13000


LEDライト付きです。


iPhoneケース型モバイルバッテリー「LifePack


Lightning端子が付いています。


自作PCメーカーのカラーが現れたデモPCや意外な製品まですべてを見回せないほど大量に展示されていて、目移りしそうなブースが満載でした。

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in 取材,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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