フルサイズグラボ外付け一体型PCやメカニカルキーボード搭載ノートPCなど「ゲームと言えばMSI」を印象づけるMSIブース
本日2015年6月6日まで台湾台北市で開催されたアジア最大のIT見本市「COMPUTEX TAIPEI 2015」で、MSIが例年通り、ゲーミングPCを前面に押し出したブースを展開。NVIDIAのG-SYNCテクノロジ対応ゲーミングノートPCやフルサイズのグラフィックボードを「外付け」できる一体型ゲーミングPCなど、高性能ゲーミングPCを一挙に公開していました。
イメージカラーの黒×赤のブースのMSIに到着。
MSIといえばゲーミングと言わんばかりにゲーミングPCが大量に展示されていました。
これはゲーミングデスクトップPC「Nightblade B85」。幅175.7mm×奥行き345.8mm×高さ277.3mmと、ゲーミングPCにしてはコンパクトなサイズです。
ワンタッチでCPUをオーバークロックできるボタンを搭載している模様。
第5世代Intel Core i7/Core i5プロセッサを搭載し、メモリは最大16GBまで対応。
350Wと小さめの電源ですが、グラフィックボードに290mm以下のサイズのGTX970を搭載できるため、ゲーミングPCとしての性能はかなり高め。この省スペースに3.5インチのHDDとスリムタイプの光学ドライブを搭載しているのは見事な空間レイアウト。
ディスプレイ一体型のゲーミングPC「Gaming 24」は、4K(3840×2160)解像度の23.6インチ液晶ディスプレイを搭載。CPUは第5世代Intel Core i7、GPUはGTX960M(2GBメモリ)、mSATAのSSDをRAID 0でストライピング。OSはWindows 8.1ですが、もちろんWindows 10への無償アップデートに対応。
同じくディスプレイ一体型のゲーミング「AX24」は、なぜか裏側を見せるように展示しています。
なんと、裏側にフルサイズのグラフィックボードを搭載可能。
液晶ディスプレイとグラフィックボードの間には光学ドライブも搭載されていました。
MSIのゲーミング攻勢はノートPCにも波及。「GT72 2QE Dominator Pro G-Sync」はNVIDIAのG-SYNCテクノロジ対応のノートPC。
キーボードは妖しげに光ります。
そして、フルサイズのグラフィックボードが外付け可能な変態ノートPC「MSI GS30 2M Shadow+G-Dock」に新モデルの「GS30 2M Shadow/GamingDock Mini」が登場。
ゲーミングノートPCにフルサイズグラボを増設できる変態ドッキングPC「MSI GS30 2M Shadow+G-Dock」フォトレビュー - GIGAZINE
グラフィックボードを外付けできるドッキングステーションG-Dockが大幅に省スペース化を果たしています。
ノートPCの域を超えるくらい巨体を見せつけるのが「GT80 2QE TITAN SLI」。ディスプレイサイズは驚愕の18.4インチ(1920×1080)。
なんと、デスクトップPC然としたメカニカルキーボードを搭載した世界初のノートPCとのこと。キーボードスイッチはCherry製で抜かりはありません。
CPUは第5世代Intel Core i7プロセッサにリニューアル予定とのこと。グラフィックにGTX 980MをSLI化、M.2タイプの高速SSDを4枚使用してSuper RAID 3を構成、ネットワークにはKiller 1535でMulti-User MIMOにも対応というぶっ飛んだ仕様で、文句なしに現在最強のゲーミングPCと言えそう。なお、第4世代Intel Core i7 4720HQ(Haswell Refresh)搭載のGT80 2QE TITAN SLIは約50万円で日本でも販売中です。
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