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Amazonがベビーシッター派遣など地域に密着したサービスへの進出を準備中と報じられる

By sⓘndy°

Amazonが今後、より地域に密着したローカルサービスに注力していく方針であることが関係者からリークされました。この動きによると、「Amazonがベビーシッターを派遣する」ということも十分あり得るとのことです。

Exclusive: Amazon.com plans local services marketplace this year - sources | Reuters
http://www.reuters.com/article/2014/06/10/us-amazon-com-services-idUSKBN0EL20S20140610

Amazon.comは2007年から、野菜などの生鮮食料品や日用雑貨などを地域限定で配達する「AmazonFresh(Amazonフレッシュ)」サービスを地元シアトルで開始し、2013年にはAmazonフレッシュのサービス提供地域をロサンゼルスやサンフランシスコに拡大するなど、地域に応じたサービスを拡大させる意向であることはよく知られていました。

By Ian Kennedy

今回、ロイターはAmazon関係者から、家の修繕やマッサージ、果てはベビーシッターといった地域限定のサービスを提供する企業と提携することで、AmazonユーザーがWebやモバイルアプリを通じてこれらのサービスを即座に注文できる新しいローカルサービスを2014年中にも開始する見込みであるとの情報を得たとのこと。なお、Amazonはこの新サービスについて公式にはコメントを控えています。

By Jason DeRusha

関係筋によると、新たなローカルサービスの仲介には、A-to-z Guarantee Protectionと呼ばれるマーケットプレースにおける保証サービスが適用され、サービスに不備があったり約束通り提供されない場合に返金などの対応が受けられるようになる見込みです。

例えばアメリカでの自宅の修繕・改修サービスの市場は年間2500億ドル(約26兆円)で、地域に根付いたローカルサービスには多くのビジネスチャンスがあるとされており、Amazonがこの巨大市場をターゲットにしていても不思議ではありません。そして、Amazonはこれらのローカルサービスをより簡単に利用できるように、タブレット端末に続いてよりモバイル性の高いスマートフォンをAmazonブランドで近く発売することが確実視されています。

元Amazon幹部のマット・ウィリアムズ氏が設立した、複数の業者に家の修理・改修の見積もりを依頼できるサービス・Pro.comに、Amazonのジェフ・ベゾスCEOは個人投資家の立場で投資しており、ベゾスCEOは長年にわたってローカルサービスへの進出を目標としてきたと言われています。全世界一律の小売サービスに加えて、その地域ごとに応じたローカルサービスの提供にAmazonが本格的に進出していくのか、要注目です。

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in メモ,   ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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