Amazonが物流分野に参入し注文したその日のうちに商品を配達するサービスの展開を検討中

By gwaar

ドローンを使った宅配サービス「Amazon Prime Air」や、バーコードや声を使って商品を購入できるデバイス「Amazon Dash」など、より簡潔な注文システムやスピーディーな商品配送方法を考案しているAmazonが、物流分野に参入し、注文したその日のうちに商品を配達できるような独自の配送サービスを展開しようしている、と報じられています。

Amazon reportedly laying the groundwork for its own delivery service | The Verge
http://www.theverge.com/2014/4/24/5649940/amazon-reportedly-laying-groundwork-own-delivery-service


Amazon, in Threat to UPS, Tries Its Own Deliveries - WSJ.com
http://online.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304788404579521522792859890

アメリカのThe Wall Street Journalによると、Amazonは物流分野へ参入する予定のようで、この分野で国際的な物流企業であるUPSFedExと直接競合することをもくろんでいるとのこと。さらに、Amazonは既にサンフランシスコやニューヨーク、ロサンゼルスなどの一部地域で配送サービスのテストを行っており、物流サービス展開に向けて準備を進める段階に入っている、とも報じています。

The Wall Street Journalは「Amazonが物流サービスという重要な分野に挑戦しようとするのは至極当然のこと」として、Amazonのジェフ・ベゾスCEOの「現在の割合で既存の配達サービスに頼り切っていくことはできない。既存の配達サービスに依存したまま事業を続けていくことは、Amazonの成長を阻害し、経費を増加させ、配達に関するイノベーションを阻害することになる」というコメントを挙げています。そして、現在Amazonが抱える問題の解決策として独自の物流サービスをスタートさせようとしているのでは、と推測しているわけです。

オンライン上で何かを購入した際に、顧客側が「いつどこで商品を受け取る」といったことをより自由に選択できるようになることは素晴らしいことですが、Amazonは物流サービスへの参入で経費をカットし、より多くの都市で商品の「即日配送」を可能にすることを狙っているようです。また、Amazonは既にイギリス内で独自の配達ネットワークを確立しており、本格的参入に際しても物流サービスに関するノウハウがないわけではない、とのこと。

The Vergeは「Amazonは初めは小さなサービスからスタートし、地方の宅配業者やアメリカ合衆国郵便公社に頼っている配送の個数を徐々に減らしていくだろう」として、さらにホリデーシーズンの配達ミスや遅延により、Amazonは従来の物流システムでは大きくなりすぎた自社への注文をさばききれない、ということを理解し、自社サービスの構築に動きだしたのでは、と推測しています。

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