「とんかつマックバーガー」は良くも悪くもマクドナルドっぽくない味

前回の期間限定メニューで、女性を意識したアボカドを使ったハンバーガーを発売したマクドナルドが、今度は男性客を意識した「とんかつマックバーガー」を5月7日から販売しています。とんかつを挟んだハンバーガーをレギュラーメニューとして扱っているハンバーガーチェーンは、現状ではモスバーガーのみで、マクドナルドが作るとんかつを使ったハンバーガーの味が気になったので、さっそくお店に行ってきました。
とんかつマックバーガー | キャンペーン | McDonald's
http://www.mcdonalds.co.jp/campaign/tonkatsu/index.html
マクドナルドに到着。

マクドナルドにしては珍しい真っ青なのぼりで新商品をアピール。

レジを見てみると……

メニューの中央にとんかつマックバーガーを発見。さっそく注文してみます。

レジ前で待つこと3分ほどで、とんかつマックバーガーをゲット。包み紙にはキャベツ・とんかつ・とんかつソースの写真がプリントされています。

トレーの敷紙でも大きくとんかつマックバーガーをアピール。

包み紙からとんかつマックバーガーを取り出すとこんな感じ。パンズが真ん中で割れており、ふすまを使ったブランバンズを使用。

近づいて見ると、茶色いポツポツが確認できます。

とんかつソースは、どちらかというとピューレっぽい感じで、野菜がたっぷり入ってそう。

上段のバンズを取って開いてみると、とんかつソース・キャベツ・とんかつが確認できます。

とんかつはあまり厚みがないようです。

衣は粗めと細めの2種類を使ったこだわりの品。豚はアメリカ産のものを使っています。

とんかつの下には、「からし」ではなくマスタードが挟まれていました。

手に持ちやすい感じで、モスバーガーのロースカツバーガーより大きく感じられました。

食べてみると、トマト・たまねぎ・にんじんの野菜の味が強く、ソース自体の香辛料の味が弱いので、あまりとんかつソースらしくない味。ビーフエキスも原材料に入っているせいか、ミートソースやデミグラスソースっぽい味にも感じられます。しかし、ソースにしょうゆなどが入るため、どこか和を感じさせる仕上がりとなっており、しかも野菜がたっぷり入っているので、とろみが強く市販製品のとんかつソースとはかなり違いがありますが、とんかつとの相性は悪くない感じ。

とんかつは脂身が多くついていないロース肉で、どちらかというと厚さは薄めで、肉の質はそれなりのレベル。なお、電話で聞いたところ、アメリカ産だそうです。2種類使われた衣が、少しクリスピーな食感・柔らかい食感の両方を合わせた作りになっており、肉質にこだわると際限なく価格が上がるので、衣にかなりこだわることで差別化を図っているように感じられます。

通常のとんかつのキャベツを食べる時であれば、ソースの甘辛さで食べる感じになりますが、マクドナルドの場合はトマトなどの野菜の味でキャベツを食べるという不思議な感覚。野菜で野菜を食べる感じです。ブランバンズは小麦の香りなどは強く感じませんでしたが、マクドナルドのハンバーガーのバンズよりは質が高いものでした。

とんかつマックバーガーの価格は税込399円で、5月下旬までの販売。王道の商品を少し変化を付けてリリースしてきた印象で、良くも悪くもマクドナルドらしさが薄い商品なので、最近マクドナルドに行っていない人であれば試してみる価値はあります。
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