iPhoneをさらに安くした「iPhone nano」が出るかもしれません
金融企業JP Morganが行った予測によると、Appleが発売3日間で70万台という驚異的な台数を売り上げたiPhoneの次期モデルとして「iPhone nano」を出すかもしれないそうです。
「iPhone nano」はiPod nanoをベースにしており、現在発売されているiPhoneよりも価格が安く、普及モデル的な位置付けになるとのこと。
詳細は以下の通り。
Apple plans cheaper, Nano-based phone: JP Morgan | Technology | Reuters
この記事によると、AppleはiPod nanoをベースにした、さらに安価な「iPhone nano」を第4四半期に発表するかもしれないとJP Morganが予測したそうです。すでにAppleは7月5日にiPod nanoのスクロールホイールと酷似した携帯端末のタッチパッドコントロールに関する特許を出願しているとのこと。
ちなみにiPhone自体は本体価格が500ドル(約6万2000円)~600ドル(約7万4000円)にもかかわらず、すでに70万台を売り上げており、次に発売されるかもしれない「iPhone nano」は、機能がiPhoneと比べて制限される代わりに本体価格を300ドル(約3万7000円)以下にすることで、よりいっそう普及が進み、2008年中に3000万~4000万台を売り上げることを実現するだろうとしています。
なお、300ドルを切る安価なiPhoneの登場は、NOKIAやMotorola、サムスン、ソニーエリクソンのような携帯電話メーカーに大きな脅威となるであろうと予測されています。確かに既存の携帯電話メーカーにとっては恐ろしい話かもしれません。
…と思いきや、以下のリンクによるとJP Morganが発表したこの「iPhone nano」に関する予測は、先週公表されたアップルが取得した特許から推測したモノであり、近いうちに「iPhone nano」のような端末が出るというのはあまりにも異常でリスクが大きすぎるのでまずあり得ないだろう……とのことです。
JP Morgan retracts. Now says "No" to near term "Nano" iPhone - The Unofficial Apple Weblog (TUAW)
また、「iPhone」から「iPhone nano」や「iPhone Shuffle」といったように、順調に小型化していった場合の予想図が以下のリンクにあります。
Digital Drops: Mockups do iPhone Nano e iPhone Shuffle
iPhone Shuffleは電話をするのが少し難しそうですね。
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