モバイル

iPhoneを動かしているムービーや写真いろいろ


日本でiPhoneが出るのは2008年なのですが、現在分かっているスペックを書いておきます。画面は3.5インチ液晶を採用しており、解像度は320×480。容量は4GBか8GBを選択可能。通常使用ではバッテリーは5時間、音楽再生のみなら16時間。サイズは115×614×11.6ミリ。ぺったんこですね。重さは135グラムです。カメラは2メガピクセル。

というわけで、実際にiPhoneが動作している様子のムービーがアップルの公式サイトにアップされているのでそれを見てみましょう。かなり革新的な感じの携帯電話であることは確かですが、この程度のことなら日本だとW-ZERO3シリーズで実現可能な気もしないでもない。

詳細は以下の通り。
Apple - iPhone
http://www.apple.com/iphone/

大きさはこれぐらい


本体画面の超拡大画像です


手に持つとこんな感じ


こんなもんかな?


というわけで、まずはワイドスクリーンのiPodとしてiPhoneを動作させるムービー。

Apple - iPhone - iPod
http://iphone.org/iphone/ipod/

手に持つと大きさはこの程度。結構小さい?


これがホーム画面。唯一存在する中央下部にあるボタンを押すとこの画面に戻るようになってます。


プレイリスト。iPodでおなじみのアレです。


こんな感じで曲目が表示されます


再生中はこうやってアルバムのカバーアートなどが表示可能


再生中でも切り替え可能。音量は最下部の音量バーを指で触ってスクロールさせると音量が大きくなったり小さくなったりします。


方向を転換すれば自動的に追随します。このあたりは後述するセンサーのおかげで自動感知されるそうです。


アルバムアートから一覧でずらずらっと選ぶという直感的な画面


ビデオの再生も可能です


こんな感じで横に向ければ画面を全開で使って再生します


再生中に画面を触るとこうなります。音量操作やスキップ、早送りや巻き戻しなど、なんでもできる。


次は携帯電話としてのiPhone。通常の通話機能、ボイスメール機能(いわゆる留守番電話の録音機能みたいなもの)、SMS機能(ショートメッセージ)、写真閲覧機能についてのムービー。特筆すべきは写真の扱いで、ズームする際には指を2本使って広げるようなジェスチャーをすれば拡大されます。これはオモシロイ。また、通常のスタイラスと違い、一度に2カ所までタッチを認識できるようなので、キーボードを打つ速度が高速です。なお、カメラ機能は2メガピクセルです。

Apple - iPhone - Phone
http://iphone.org/iphone/phone/

左下の緑色のアイコンが通話開始ボタン


住所録、いわゆるアドレス帳から選んでいるところ


各個別に見るとこうなる


電話中


電話中に他の人から通話があるとこういう画面になり、無視するか返答するかを選ぶことができます


これはボイスメール機能。いわゆる留守番電話。自分が電話に出られない間の相手からのメッセージが録音されているというわけ。Skypeにもありましたね、これ。


これはSMS、ショートメッセージ。メールで送るのではなく、相手の電話番号などで指定して送信するというアレです。チャット感覚でやりとりされるので画面もそれっぽい。


フォトアルバム機能


こんな感じでサムネイル表示


傾けると自動的に追随


壁紙にするか、メールに添付するかなどを選択できます


壁紙に設定する場合はズームアップしたりズームアウトして切り出す範囲を指定可能。


次はインターネットコミュニケーター機能。要するにウェブを見たりメールを送受信したり、Googleマップを見たり、ウィジェットを使ってネット上の情報を取得するという機能です。ブラウザにはSafariを使用しており、メールソフトはPOP3とIMAPに対応。特筆すべきはGoogleマップとの連動で、Googleマップで店を探し、その店をクリックするとそのままその店にiPhoneで電話することができます。このシームレスな連携は何か大きな可能性を秘めている予感。

Apple - iPhone - Internet
http://iphone.org/iphone/internet/



ブラウザはSafariを使用。


Googleですぐに検索できるように、右下になんとGoogleボタンが。


これはメールの受信ボックス


メールを見ながら返信するか、転送するかなどを選べます


メールを書いている最中


Googleマップと連動するのはかなりオモシロイ機能。


これはスターバックスを選んで画面タッチしたところ。相手の店の電話番号がわかるのでそのまま店に電話注文できるというわけ。ネットと連動することのメリットがよく分かる例です。


これは株価のウィジェット。リアルタイムで更新されます。


こっちはお天気


実際の技術的な側面は以下の通り。

Apple - iPhone - High Technology - Multi-touch
http://iphone.org/iphone/technology/

まずマルチタップディスプレイという操作方法が特許です。同時に複数箇所を画面に触って操作するという方式。


で、OS X搭載。この大きさにMac OS X搭載というのは衝撃かと。そりゃなんでもできて当然です。

Apple - iPhone - High Technology - OS X
http://iphone.org/iphone/technology/osx.html

ワイヤレス機能については802.11b/g対応。EDGEというシンギュラーの高速通信方式にも対応。日本ではこの部分をなんとかしないと販売できません。日本だけ特殊な携帯電話市場になっているのが2008年までかかるというアップルの発表の際のセリフに込められているのではないかと。利用するユーザーを放置した携帯電話市場の利権争いというヤツですね。また、Bluetoothにも対応しているようです。

Apple - iPhone - High Technology - Wireless
http://iphone.org/iphone/technology/wireless.html

おもしろいのはこのセンサー部分で、画面を縦にしたり横にしたりする傾きを自動的に検知して画面が切り替わります。また、明るさも検知するらしく、電話をかける際に画面に耳を近づけると自動的に液晶画面がオフになります。また、この明るさ検知は画面の明るさも周囲の環境光の明るさに応じて動的に変化させ、これによってバッテリーのもちをよくしているとのこと。

Apple - iPhone - High Technology - Sensors
http://iphone.org/iphone/technology/sensors.html

詳細なスペックは以下の通り。

Apple - iPhone - High Technology - Tech Specs
http://iphone.org/iphone/technology/specs.html

今までのあらゆる個別機能を全てシームレスに連動させたというのが強みなのではないかと。また、このムービーと同じ速度で動作するのであればもう脅威とか言うレベルではないわけで。日本の携帯電話業界もうかうかしていられない状況になってきましたが、はたしてどこのキャリアから発売されるのでしょうか?

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in メモ,   モバイル,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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