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難病解析プロジェクト「Folding@home」でPS3が大活躍中


以前GIGAZINEで、アメリカのスタンフォード大学がガンやアルツハイマー病などの難病の原因となるタンパク質を解析するために、世界中の人々がスーパーコンピュータを形成する分散コンピューティングプロジェクト「Folding@Home」を行っており、PS3からも参加できるようになったことを取り上げましたが、今や「Folding@Home」は世界で最も強力な分散コンピューティングネットワークとしてギネス認定されているそうです。

そして中でもPS3が圧倒的な存在感を放っているとのこと。

詳細は以下の通り。
「プレイステーション 3」での「Folding@home」プロジェクト参加者が100万人を突破 | プレスリリース | ソニー・コンピュータエンタテインメント

このリリースによると、2007年3月22日にPS3から参加できるようになった「Folding@home」ですが、これまで100万人のPS3ユーザーが参加したそうです。また、現在PS3は1万台で10万台のPCに相当する処理能力を発揮しており、数年かかっていたシミュレーションが週単位で処理できるようになったとのこと。


そしてPS3版「Folding@home」を提供してから半年で、処理能力が分散コンピューティング史上初の1ペタフロップスを超える歴史的快挙を成し遂げたことから、2007年9月16日、世界で最も強力な分散コンピューティングネットワークとしてギネス世界記録に認定されたそうです。

ちなみに現在でもPS3は「Folding@home」において全体の約74%にあたる処理能力を提供しており、ソニーは将来的にもPS3のCELLプロセッサを活用した分散コンピューティング環境を提供することで、医学・環境・社会科学等、幅広い分野の学術研究の発展を支援するとしています。

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in メモ,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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