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DeepSeekがAPI料金の大幅値上げを予告、低価格戦略による需要急増が背景か


中国のAI企業であるDeepSeekは2026年7月31日にAIモデル「DeepSeek-V4-Flash-0731」を商用利用可能なライセンスの下でオープンモデルとして公開しました。DeepSeek-V4-Flash-0731はOpenAIの低コストモデル「GPT-5.6 Luna」よりもさらに安価なモデルとして発表されましたが、競争のために価格を大きく引き下げたことでインフラが追いつかないほどの需要を引き起こし、値上げに踏み切ることになったようです。

DeepSeek Plans ‘Significant’ Price Increase for AI Services - Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2026-08-06/deepseek-plans-significant-price-increase-for-its-ai-services

DeepSeek Forced To Raise Prices As Its Recent Price Cuts To Snub OpenAI Unleashed A Demand Tsnunami That Its 20,000-GPU Stash Can't Handle
https://wccftech.com/deepseek-forced-to-raise-prices-as-its-recent-price-cuts-to-snub-openai-unleashed-a-demand-tsnunami-that-its-20000-gpu-stash-cant-handle/

DeepSeek’s $8 Billion Fundraising Reopens, Valuation Nears $74 Billion - Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2026-08-06/deepseek-resumes-8-billion-round-with-monolith-in-the-running

OpenAIが2026年7月9日に正式リリースしたAIモデル「GPT-5.6」は、フラッグシップモデルの「GPT-5.6 Sol」、日常業務向けのバランスモデル「GPT-5.6 Terra」、低価格な「GPT-5.6 Luna」の3種類に分かれており、低価格なGPT-5.6 Lunaでも前世代モデルのGPT-5.5に匹敵する性能を備えていることがアピールされています。GPT-5.6 LunaのAPI価格は入力100万トークンあたり1ドル(約162円)、出力100万トークン当たり6ドル(約971円)と、GPT-5.6 Solの5分の1・GPT-5.6 Terraの5分の2の低価格になっていました。

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そしてOpenAIは2026年7月31日に、GPT-5.6シリーズの大幅値下げを告知しました。GPT-5.6 Terraは20%値下げ。GPT-5.6 Lunaは入力トークン100万当たり 0.20ドル(約31円)、出力トークン100万当たり1.20ドル(約190円)と、80%も値下げされています。


この大幅値下げにより、GPT-5.6 LunaはClaude Sonnet 5やGemini 3.6 Flashといったクローズドモデルだけでなく、DeepSeek V4 ProやGLM-5.2といった中国製オープンモデルよりもコスト効率に優れたモデルとなりました。OpenAIは「モデルからさらなるアーキテクチャ上の効率性を引き出すことで大幅な値下げを実現できた」と説明しましたが、一部では「中国のAI研究所を意識したOpenAIの価格戦略」と指摘されています。

そしてOpenAIによる値下げのわずか数時間後、中国のAI企業であるDeepSeekがAIモデル「DeepSeek-V4-Flash-0731」を公開しました。DeepSeek-V4-Flash-0731は、入力100万トークンあたり0.14ドル(約22円)、出力100万トークンあたり0.28ドル(約44円)と、値下げ後のGPT-5.6 Lunaよりさらに安価で、非常にコスト効率の高いモデルであることがアピールされました。

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しかし、2026年8月6日にDeepSeekはユーザーに「DeepSeek-V4-Flash-0731の大幅な値上げ実施」を通知しました。値上げの具体的な金額は通知で明示されませんでしたが、値上げを踏まえて利用計画を立てるようDeepSeekは呼びかけています。


値上げの理由も説明されていませんが、一部では「DeepSeekは前例のない需要の急増に対応している」と言われています。また、需要の急増によりモデルの推論速度が時折極端に遅くなるという事例も報告されています。以下はDeepSeek公式のAPIステータスログで、DeepSeek-V4-Flash-0731のリリース前後でアクセスしづらい状況が頻発していることが分かります。


DeepSeekのリャン・ウェンフェンCEOは2026年7月時点で「DeepSeekが現在保有するコンピューティングリソースはNVIDIA H100 GPUの2万個分に相当する」と明かしており、低価格戦略による需要の急増で、そのコンピューティングリソースが切迫した可能性があります。

さらに、Bloombergの報道によるとDeepSeekは大規模な資金調達の真っ最中で、早ければ2026年中に新規株式公開(IPO)を行う可能性があるとのこと。ウェンフェンCEOの発言とされる米中AI競争に関する投資家への説明が流出して、2026年7月末に取引を一時停止していましたが、2026年8月6日には第2ラウンドの資金調達を再開したことが報じられています。

DeepSeekは約80億ドル(約1兆2000万円)の資金調達を目指しており、資金調達後の企業価値は約740億ドル(約11兆円)になる見込みです。DeepSeekは投資家の期待、急速な市場拡大、そして高額なコンピューティングインフラ構築に必要な莫大な資金需要とのバランスを取る必要に迫られていると指摘されています。

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in AI, Posted by log1e_dh

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