Firefoxに生成AI機能の利用をオフにするスイッチが追加される

Mozillaは、ブラウザのFirefoxにおいて生成AI機能の利用をユーザー自身が管理できる「AI controls」(AIコントロール)機能を導入することを明らかにしました。この機能は、2026年2月24日にリリース予定のFirefox 148からデスクトップ版の設定メニューに追加されます。開発版であるFirefox Nightlyのユーザーは、先行してこの機能を試すことが可能です。
AI controls are coming to Firefox
https://blog.mozilla.org/en/firefox/ai-controls/
Introducing AI controls in Firefox - YouTube

Firefox is adding a switch to turn AI features off | The Verge
https://www.theverge.com/news/872489/mozilla-firefox-ai-features-off-button
MozillaはFirefoxをAIブラウザ化する方針を示しましたが、ユーザーから批判を受け、AI機能をオフにできるキルスイッチを開発していることが報じられていました。
FirefoxがAI機能を完全に無効化する「AIキルスイッチ」を開発していることが明らかに - GIGAZINE

AI controlsの目玉は「Block AI enhancements」(AI拡張をブロック)という一括設定のトグルです。これを有効にすることで、現在および将来実装されるすべての生成AI機能を一貫して無効化でき、AI利用を促すポップアップやリマインダーも表示されなくなります。設定した内容は、ブラウザのアップデート後も維持されます。

また、ユーザーは「ウェブページを好みの言語で閲覧できる翻訳機能」や「PDF内の画像にアクセシビリティ用の記述を追加する代替テキスト生成機能」、「関連するタブやグループ名の提案を行うAIタブグループ機能」「リンク先の要点を事前に確認できるリンクプレビュー機能」「サイドバーでGoogle GeminiやChatGPT、Anthropic Claude、Microsoft Copilotなどの主要なチャットボットを利用できる機能」など、AI機能を個別に選んで管理することもできます。

さらに一部の機能には、クラウドではなくユーザーのデバイス上で動作する小規模なAIモデルが採用されており、プライバシーの保護が図られています。MozillaのCEOであるアントニー・エンツォ=デミオ氏は「AIの利用は常にユーザーの選択肢であるべき」と述べており、AIを望まないユーザーからのフィードバックを受けて、今回のキルスイッチとも呼べる制御機能の導入を決定したことを明らかにしました。

なお、Mozillaは信頼できるAIの構築やテクノロジー企業の支援、透明性の促進のために、約14億ドル(約2100億円)の予備費を投じる計画です。一方で、アメリカ市場ではクラウドデータ企業のSnowflakeがOpenAIと2億ドル(約300億円)規模の提携を発表するなど、企業向けAI分野での競争も一段と激しさを増しています。
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in AI, 動画, ソフトウェア, Posted by log1i_yk
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