レビュー

「こういう製品が欲しい!」と思って検索した内容からAIが自動で架空の製品を作り出してくれる「Anycrap」


日常生活の中で「こんな製品があればもっと便利なのに」と思ったものの、あまりに奇抜すぎてどこにも存在していなかったという経験がある人もいるかもしれません。「こういう製品が欲しい!」という願望を生成AIを使ってかなえてくれるウェブサービスが「Anycrap」です。

Anycrap 🛒 The Store of Infinite Products
https://anycrap.shop/

Anycrapのトップページはこんな感じ。上部に検索フォームがあるほか、「Anti-Productivity(反生産性)」「DIY」「Food&Drinks(フード&ドリンク)」「Gihts(ギフト)」といった製品カテゴリーが並んでいます。


下方向にスクロールすると、「Dog Fart Cleaner(犬のおならクリーナー)」「Toaster Blender(トースターブレンダー)」「An Automatic Robotic Hand To Slap Developers Head When They Over Do Object Oriented Programming(オブジェクト指向プログラミングをやりすぎた開発者の頭を叩く自動ロボットハンド)」「Robotic Goose Of The Doom(運命のロボットガチョウ)」など、奇妙な製品たちが表示されていました。


試しに「Dog Fart Cleaner」をクリックしてみると、「犬用おならクリーナーは、目立たないハンディタイプのデバイスで、犬のおならを近距離で中和するために特別に設計されています。この非侵襲性技術は、独自の音波共鳴周波数を利用して臭いの粒子を発生源の近くで打ち消し、不快な思いをさせません。『Sorry Not Sorry(悪いけど謝らないよ)』と書かれたボタンを押すだけでクリーナーが作動します。継続して使用することで、飼い主はペットとの社会的な交流が改善され、おならによるストレスが軽減されたと報告しています。目立たない操作で、毎日の習慣にシームレスに統合できます」という説明文が表示されました。


ユーザーはそれぞれの製品について、「Crap(クソ)」あるいは「I'd buy(買う)」をクリックして評価することが可能。試しに「Crap」をクリックしてみます。


すると、「Your honesty just brike the manufacture(あなたの正直さが製品を壊しました)」というメッセージが表示されました。右側のリロードボタンを押すと「Crap/I'd buy」ボタンを復元できます。


今度は「I'd buy」をクリック。


あまりにもくだらない製品を買ったせいで銀行が不審に思ったのか、「Your bank account is filing a restraining order(あなたの銀行口座が差し止め命令を申し立てています)」というメッセージが表示されました。


Toaster Blender」は、スライスしたパンをブレンダーに入れて好みの焼き加減を指定すると、完璧な焼き加減のピューレ状のトーストが作れるという調理器具。


An Automatic Robotic Hand To Slap Developers Head When They Over Do Object Oriented Programming」は過剰なオブジェクト指向プログラミングのパターンを検出すると、即座に開発者の頭をたたいて修正指示を出すという製品で、これにより生産性が向上してフラストレーションが軽減されるとのこと。


トップ画面の検索バーに欲しい製品を入力すると、架空の製品を作ってくれます。試しに「A glass that automatically removes alcohol from drinks when the user gets drunk(ユーザーが酔っぱらうと、飲み物から自動でアルコールを抜いてくれるグラス)」と入力して「Search(検索)」をクリック。


すると、「A Glass That Automatically Removes Alcohol From Drinks When The User Gets Drunk」という架空の製品の購入ページが生成されました。説明文には、「このスマート・ソブリエティグラス(飲酒検知グラス)は高度なナノテクノロジーを採用し、微妙な発話パターンの変化や手の震えを通じて酩酊(めいてい)レベルを検知します。過剰な酩酊状態を感知すると、グラスの分子ふるいが数秒以内に飲料中のアルコール分子を効果的に吸収。内蔵AIシステムが設定を自動調整し、最適な飲酒監視を実現すると同時に、後悔を招く二日酔いを未然に防ぎます」と記されていました。


AnycrapはソーシャルニュースサイトのHacker Newsでも話題となっており、開発者もスレッドに登場しています。開発者によるとすでにAPIトークンの上限を使い切っているそうで、「ここで時間を無駄にするのが楽しかったら、フッターに『Buy me coffee(投げ銭サービス)』のリンクがあります。素晴らしい反響をありがとうございます!」とユーザーに寄付を呼びかけました

Show HN: A store that generates products from anything you type in search | Hacker News
https://news.ycombinator.com/item?id=45231378

Anycrapには以下のリンクから寄付することが可能です。

Wlad
https://buymeacoffee.com/anycrap

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in ネットサービス,   レビュー, Posted by log1h_ik

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