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OpenAIがChatGPTの新画像生成機能が「GPUが溶ける」ほど人気と発言、一時的に制限を設けざるを得ない状況


2025年3月26日、OpenAIはChatGPTで利用可能な高精度な画像生成機能として「4o Image Generation」を発表しました。この4o Image Generationの人気により、OpenAIのサーバーのGPUが溶けるほど過剰な負荷がかかっていると、同社のサム・アルトマンCEOが発言しています。

OpenAI says ‘our GPUs are melting’ as it limits ChatGPT image generation requests | The Verge
https://www.theverge.com/news/637542/chatgpt-says-our-gpus-are-melting-as-it-puts-limit-on-image-generation-requests


「4o Image Generation」はリリース直後から高精度な画像生成機能が話題となっていたのですが、アルトマンCEOは2025年3月28日に「ChatGPTで人々が画像を生成することを気に入っている様子を見るのはとても楽しいです。しかし、GPUが溶けています。効率化に取り組む間、一時的にレート制限を設ける予定です。制限がそう長くならないことを願っています。ChatGPTの無料ユーザーは、1日当たり3つの画像生成に制限されるものの、間もなく同機能を利用可能になるでしょう」と投稿し、あまりにも画像生成機能が人気過ぎて一部で制限を設けざるを得ない状況であることを明かしました。


記事作成時点では「4o Image Generation」はChatGPTの有料会員である「Plus」「Pro」「Team」の加入者のみ利用可能で、無料ユーザーは利用できません。

これについて、アルトマンCEOは「ChatGPTの画像生成機能は、かなり高い期待を抱いていたにもかかわらず、私たちが予想していたよりもはるかに人気があります。残念ながら、無料ユーザーへの展開はしばらく遅れることとなります」と語っていました。


しかし、最新のアルトマンCEOの発言通りなら、無料ユーザーも間もなく「1日3つ」に制限されているものの、「4o Image Generation」が利用可能となるようです。


なお、ChatGPTの「4o Image Generation」では「スタジオジブリなどの人気作品の画風を模倣した画像が簡単に生成できる」ことが話題となっており、改めてAIによる著作権侵害問題が浮き彫りになっています。

ChatGPTにGPT-4oでの画像生成機能が実装されスタジオジブリ風のミーム画像が大量生成されるようになり著作権問題が浮き彫りに - GIGAZINE

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in ソフトウェア, Posted by logu_ii

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