ネットサービス

YouTubeがウソのタイトルやサムネイルで視聴者をだます「釣り動画」の取り締まりを表明、ストライクなしの直接削除


面白そうなタイトルや思わず見たくなるようなサムネイル画像を使っておきながら、中身はまったく別物というクリックベイト動画(釣り動画)について、YouTubeが対策に乗り出す方針を明らかにしました。

Strengthening enforcement against egregious clickbait on YouTube
https://blog.google/intl/en-in/products/platforms/strengthening-enforcement-against-egregious-clickbait-on-youtube/


YouTube will soon take down your videos if you use clickbait titles or thumbnails: Here's why
https://www.digit.in/news/apps/youtube-will-soon-take-down-your-videos-if-you-use-clickbait-titles-or-thumbnails-heres-why.html

YouTube's clickbait crackdown begins in India - Tubefilter
https://www.tubefilter.com/2024/12/19/youtube-clickbait-crackdown-india-egregious-misleading-videos/

「大統領が辞任」と称しつつ動画内で大統領が辞任することに言及しなかったり、ニュースとは無関係な動画なのにタイトルに「最新政治ニュース」と入れたり、クリックベイト動画にはさまざまなものがありますが、共通するのは、ユーザーにとって何の役にも立たないというところです。


YouTubeは、特にニュース速報や時事問題に関するクリックベイト問題を問題視しており、これから数カ月かけて、ポリシー違反コンテンツの削除を開始する方針を明らかにしました。なお、今回の施策では、いわゆる「3ストライク」は採用されず、いきなりコンテンツが削除されることになるとのことです。

YouTubeが違反警告システムを改定、「3ストライク」の前に注意とポリシーの再確認を促すように - GIGAZINE


取り組みはまず、インドから始まることになっています。

なお、クリックベイトの取り締まりに関してはMetaが先行していて、2024年4月からInstagramではオリジナル投稿を優先する施策が行われています。

Instagramがオリジナルコンテンツを優先し他人の投稿をリポストするアグリゲーターアカウントの表示を減らすための施策を発表 - GIGAZINE

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
YouTubeで再生数を稼ぐために必要なタイトルとサムネイルの少しの改善とは? - GIGAZINE

世界1位のYouTuber「MrBeast」の動画制作マニュアルが流出、多数の動画で1億再生以上を達成した制作手法が明らかに - GIGAZINE

YouTubeでサムネイルをエロ画像にすることで「著作権侵害による削除を回避」するチャンネルが出現 - GIGAZINE

「悪いコンテンツは良いコンテンツを駆逐する」という「グレシャムの法則2.0」とは? - GIGAZINE

チャットAIを使った収益目的の低品質なニュースサイトが乱立していることが明らかに - GIGAZINE

in ネットサービス, Posted by logc_nt

You can read the machine translated English article here.