Instagramがダイレクトメッセージ機能に位置情報共有機能や新作ステッカーなどを追加
現地時間の2024年11月25日、Instagramがダイレクトメッセージ(DM)に複数の新機能を導入したと発表しました。友達とのコミュニケーションに使える新しいステッカーだけでなく、位置情報共有機能も追加されています。
Instagram Update: New DM Features for Connectivity & Creativity | About Instagram
https://about.instagram.com/blog/announcements/new-instagram-dm-features-update
Instagram rolling out Find My-like feature for sharing location
https://9to5mac.com/2024/11/25/instagram-location-find-my-friends/
Instagramによると、ユーザーはDMを使って友達と連絡を取り合ったり、近況を共有したりすることがよくあるそうです。気分を伝えたり、実際に会う時間を見つけたりするために、InstagramはDMで友達とつながるのに役立つという以下の新機能を追加しました。
◆新しい17種類のステッカーパック
DMで使える新しいステッカーパックが17種類追加されました。これにより、実に300個以上の新作ステッカーが使えるようになります。さらに、チャットからステッカーをお気に入り登録できるようになったため、友達が共有したステッカーやCutoutsで作成したステッカーも再利用可能となります。
◆自分や友達にニックネームを追加可能
自分や友達にニックネームを追加し、DM全体にわたって名前をカスタマイズできるようになりました。ニックネームを使って内輪のジョークをシェアして友達を笑わせたり、長いユーザー名を簡略化して認識しやすくしたりできます。ニックネームはDMにのみ表示され、Instagramの他の場所でユーザー名が変更されることはありません。ニックネームは常に自分で管理でき、いつでも変更可能。また、チャット内で誰がニックネームを変更できるかを決めることもできます。デフォルトではフォローしているユーザーのみですが、自分だけがニックネームを更新できるように変更することも可能です。
ニックネームを作成するには、会話の上部にあるチャット名をタップします。次に、「ニックネーム」をタップし、チャットでニックネームを追加する相手のユーザー名をタップすればOKです。
◆位置情報の共有
DMでは最大1時間まで現在地を共有したり、地図上にピン留めして到着時間やアクティビティを調整したり、混雑した場所でお互いを見つけたりできるようになります。これはコンサート、外出、友人との集まり時に便利な機能です。
位置情報共有は「1対1」または「グループチャット」のDMでのみ非公開で共有可能で、共有開始から1時間後に期限切れとなり表示できなくなります。また、位置情報共有機能はデフォルトではオフになっています。共有すると、特定のチャットのユーザーのみがユーザーの位置情報を確認できるようになり、他のチャットに転送することはできません。位置情報を共有していることを忘れないように、チャットの上部にインジケーターも表示され、いつでも位置情報の共有を停止可能です。なお、Instagramは「常にプライバシーに配慮し、実生活で知り合いの人とのみ位置情報を共有することを忘れないでください」と注意喚起しています。
なお、位置情報共有機能は記事作成時点では一部の国でのみ利用可能です。
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