レビュー

GIMPで画像生成AIを使えるようにしてNPUでの処理も可能にするOpenVINOプラグイン「OpenVINO AI Plugins for GIMP」レビュー


Intel製CPU搭載を搭載したPCでGPUなしでもStable Diffusionを用いた画像生成を可能にするGIMP用プラグイン「OpenVINO AI Plugins for GIMP」がGitHubに公開されています。特徴的なのは、AIの演算処理に特化したプロセッサ「NPU」に対応しており、NPUを使った画像生成が可能だという点。ちょうどNPUを搭載したXPS 13とXPS 14をDellから借りていたので、導入から実際に使うところまでをまとめてみました。

GitHub - intel/openvino-ai-plugins-gimp: GIMP AI plugins with OpenVINO Backend
https://github.com/intel/openvino-ai-plugins-gimp/tree/main

◆目次
1:導入方法
2:使い方

◆1:導入方法
使用には必須条件としてIntel Core Ultraと16GB以上のメモリが必要です。Windowsとlinuxに導入可能で、今回は以下のドキュメントに従いWindowsへ導入します。

openvino-ai-plugins-gimp/Docs/user_guide_for_windows_users.md at main · intel/openvino-ai-plugins-gimp · GitHub
https://github.com/intel/openvino-ai-plugins-gimp/blob/main/Docs/user_guide_for_windows_users.md

まずは(EXEファイル)このリンクからPython 3.9.13をダウンロードします。推奨バージョンはPython 3.9またはPython 3.10なのでこれらを既にインストールしている人はパスしてOK。ドキュメントでは「link」にリンクがかけられています。


ダウンロードしたファイルを実行。


「Add Python 3.9 to PATH」にチェックを入れて「Install Now」をクリックします。


終わったら「Close」をクリック。


次に(EXEファイル)このリンクからGitをダウンロードします。


ダウンロードしたファイルを実行。


セットアップウィザードが表示されたら「Next」をクリック。


「Next」をクリック。


「Next」


「Next」


「Next」


「Next」


「Next」


「Next」


「Next」


「Next」


「Next」


「Next」


「Next」


「Next」


「Install」


「View Release Notes」のチェックを外して「Finish」をクリック。


次に(EXEファイル)このリンクからMicrosoft Visual C++ Redistributableをダウンロードします。


ダウンロードしたファイルを実行。


「ライセンス条項および使用条件に同意する」にチェックを入れて「インストール」をクリック。


「再起動」をクリックしてPCを再起動します。


次に(EXEファイル)このリンクからGIMP 2.99.14をダウンロードします。GIMPはバージョンが指定されているので注意。


ダウンロードしたファイルを実行。


「すべてのユーザー用にインストール」をクリック。


「OK」をクリック。


「続行」をクリック。


「インストール」をクリック。


「完了」をクリックします。


Ctrl+Rキーで「ファイル名を指定して実行」を開いたあと、「cmd」と入力してOKを押し、コマンドプロンプトを開きます。


以下のコマンドを実行して必要なパッケージをダウンロードします。「C:\Users\Public\」を変更してダウンロード場所を指定することも可。

cd C:\Users\Public\
mkdir GIMP
cd GIMP
git clone https://github.com/intel/openvino-ai-plugins-gimp.git


すべてのコマンドを実行したら以下のように表示されるはず。


続けて以下のコマンドを入力して実行します。

openvino-ai-plugins-gimp\install.bat


いろいろと表示されるのでしばらく待機。


「Do you want to continue setting up the models for all the plugin now?」と問われたら「Y」を入力してエンターキーを押下。再び待機します。


次に「Do you want to download openvino stable-diffusion-1.4 model?」と問われるのでここでも「Y」を入力してエンター。


次はダウンロードしたいモデルを選ぶよう求めてきます。基本的には「1」を入力してエンターキーを押下し、ダウンロードが完了して再び以下の画面が現れたら「0」を押して次に進めばOK。今回は表示された全モデルをダウンロードしたかったので「12」を入力しましたが、ダウンロード完了までに1時間ほどかかりました。「1」だけなら十数分で終わります。


すべての処理が終了したらコマンドプロンプトを終了してOKです。


次にGIMPを起動します。起動時は以下のようなダイアログが表示されます。


起動したら「編集」から「設定」を開きます。


左のタブにある「フォルダー」の「プラグイン」をクリックし、フォルダに+がついたアイコンをクリック。次にフォルダの中身が出ているアイコンをクリックします。


「C:\Users\Public\GIMP\gimpenv3\lib\site-packages\gimpopenvino\plugins」を指定して「OK」をクリック。


「OK」をクリックしてGIMPを再起動します。


◆2:使い方
「ファイル」から「新しい画像」を選択します。


幅や高さは好きに決めて「OK」をクリック。真っ白の画像を作成します。


続いて「レイヤー」から「OpenVINO-AI-Plugins」にカーソルを合わせ、「Stable diffusion」をクリックします。


次にモデルを選択します。何でもいいですが、基本は「SD1.5_square_int8」。


「Advanced Settings」にチェックを入れ、推論にNPUを使う場合は「Power Mode」から「Best Power Efficiency」または「Balanced」を選びます。今回は「Best Power Efficiency」を選択。


「Load Models」をクリックしてしばらく待ちます。


モデルのロードが終わったら「Enter text to generate image」に英語でプロンプトを入力し、「Generate」をクリック。


しばらく待てば画像が生成されます。


今回、他に生成した画像は以下の通り。


処理中はしっかりNPUが動いていました。


ただ「NPUの方が速い」というわけでもなく、今回試したモデルではIntel Arc Graphicsを使用した場合の方が速く処理できていました。

「Intel Arc Graphics」(左)と「Intel Core Ultra 7 155H」(右)を使用したGIMP用Stable Diffusionプラグインの画像生成速度比較 - YouTube

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