何通りものカードの組み合わせで自身を強化しオートバトルでダンジョンを踏破する「地牢100(ダンジョン100)」プレイレビュー
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デッキビルド→ダンジョン侵入→デッキビルドを延々と繰り返してひたすら自身を強化していくゲームが「地牢100(ダンジョン100)」です。複雑な仕組みはほとんどナシで、カードの効果をいかに効率よく出していくかというのがポイントのこのゲームを遊んでみました。
Steam: ダンジョン 100
https://store.steampowered.com/app/1711610/100/
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地牢100のプレイの様子は以下の通り。ショップでデッキを編成し、ダンジョンに進み、ダンジョンで一定数の敵を倒せばまたショップでデッキ編成という流れです。
カードの「並び順」が重要なデッキビルド&オートバトル「地牢100」プレイレビュー - YouTube
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「地牢100」には「クラシックモード」「ファストモード」「チャレンジモード」「対戦モード」の4つのモードが用意されています。
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クラシックモードは、職業をひとつ選んでステージクリアを目指すモードです。最初は「冒険者」でゲームがスタート。
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ダンジョンを進み続け、15階層に存在するボスを倒すと自分がボスになります。
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冒険者の次に解放されるのは「魔法使い」「ハンター」「ウォーロック」の3キャラクター。魔法使いは「魔法」を、ハンターは「自然」のタイプを最初から1カウント分所持しているなどそれぞれ特性があり、特定の絆効果を発動させやすくなっています。
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2週目は15階層で『過去の自分』とバトルします。『過去の自分』は前回のプレイ時のプレイヤー自身と同じデッキを組んでいて、15階層で戦いを終えた後の体力のままでボスとして出現します。
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過去の自分に勝利したらそのまま16階層に突入。その後、30階層のボスを倒したらまたしても自分がボスになります。このように、1人目は15階層のボスに、2人目は30階層のボスに、3人目は45階層のボスになり、周回するたびにダンジョンの奥深くまで潜っていくことになります。相手は過去の自分自身なので、ボスに倒されたときは「こんなに強いビルドを作るんじゃなかった……」と後悔すること請け合い。過去の自分が作った最強のビルドを、いかに新たなビルドを作って打ち倒すか、というところに地牢100の面白さがあります。
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クラシックモードとは違い、「ファストモード」では最初から全キャラクターが解放されていて、カード枚数上限も最初から最大値の9枚で始まります。
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以下の動画で示すように、狭い空間で周囲から襲いかかる敵を倒し終えたらクリアで、30回のウェーブをこなせばゲームクリアというモード。ゲーム序盤からたくさんのカードを装備できるので、名前の通り早い段階でビルドが完成します。
デッキビルド&オートバトルの「地牢100」で最初からデッキをラクに作れるファストモードをプレイ - YouTube
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同じタイプを集めることによる「絆効果」で攻撃力や防御力を底上げできるので、強いビルドを作るためにはタイプをそろえるのが基本。以下のように1枚で同じタイプを2つ持つカードもあるので積極的に入れていくとグッドです。
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ゲームを始めるとすぐにチュートリアルが起動します。このチュートリアルにかなり大事なことが書かれているので初見プレイの際は見逃さないようにしてください。重要な情報を以下に列挙します。
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・カードの購入には3枚の金貨が必要で、カードの販売で1枚の金貨を得ることができる
以下が地牢100のショップ画面です。左上には現在の所持コイン枚数が表示されており、中央にはショップが提示する4枚のカードが並んでいます。
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カードを購入してすぐに装備したい場合、ショップに並んだカードをすぐ下のエリアにドラッグします。初期状態で装備できるカードは4枚までです。
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カードを購入していったん手札に入れておきたい場合、手札にドラッグします。
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手札には何枚でも入れることが可能。手札のカードを装備することはできますが、装備したカードを手札に戻すことはできないので、買ったカードを装備するのか、手札に入れるのかはよく考えて決める必要があります。また金貨は次に持ち越せないので注意が必要です。
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装備または手札のカードをショップにドラッグすると売却できます。
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「ゲームを開始する」をクリックすると、現在のデッキで戦闘を開始できます。
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戦闘シーンでは、移動・攻撃など戦闘に関する行動がすべて自動で行われます。プレイヤーは、自分が組んだデッキがいかに発動するのかを見届けるだけ。
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戦闘が終わったら再びショップに戻ります。所持金とショップの内容がリセットされているので、新しいカードを購入します。
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ショップの内容が気に食わなければ金貨1枚を支払って内容を変更する「リフレッシュ」が可能。ショップの内容をリセットしてほしくなければ、内容を固定して次に持ち越す「フリーズ」を無料で利用できます。
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・カードは3つ1組にでき、最大2回まで合成できる
同じカードが手札および装備の中に合計3枚そろうと強制的に自動で合成され、強化された1枚のカードに変化します。
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例えば以下の「ファイアシールド」の場合、「現在のシールドの5%に……」という効果が合成により「現在のシールドの10%」に変化します。
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・同じボーナスを持つカードをデッキにセットすると追加のボーナス効果が発動する
カードにはそれぞれ2つの「タイプ」が設定されています。「ファイアシールド」の場合、「火炎」と「自然」です。同じタイプを決まった枚数分装備すると、「絆効果」というものが発動します。
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例えば火炎の絆効果は以下で、3枚そろうと「火炎スキルがターゲットに命中した後、範囲内の敵に対してスキルダメージの20%に等しい範囲火炎ダメージを与える」という効果が、5枚そろうと「火炎スキルがターゲットに命中した後、範囲内の敵に対してスキルダメージの45%に等しい範囲火炎ダメージを与える」、7枚そろうと「火炎スキルがターゲットに命中した後、範囲内の敵に対してスキルダメージの85%に等しい範囲火炎ダメージを与える」という効果が発動します。
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「自然」の場合、3枚でHPとシールドが×150%に、5枚で×235%に、7枚で×350%になります。同じタイプを持つカードだけを集めると絆効果のおかげで飛躍的に強くなります。
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今装備している全カードのタイプを合計するとどうなるのか、どの絆効果が発動するのかという情報は画面左に表示されます。
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・ショップをアップグレードするとより高いレベルのカードが手に入る
画面上部中央に表示されているバーがショップの進行度です。戦闘を行うたびに1増えるほか、金貨4枚を費やすことで数字を4つ増やせます。
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現在のショップのグレードは「ワンスターショップ」です。
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「アップグレード」を押すと、金貨4枚を消費して進行度の数字を増やせます。
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ショップが「ツースターショップ」にアップグレードしました。進行度を示すバーも「2/16」に更新されています。
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ショップにより強い効果を持つ「ツースターカード」が並ぶようになり、所持金と装備可能なカード枚数の上限がそれぞれ1つ増加します。
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・カードの順序はスキルが発動する順序にもなる&前のスキルがクールダウンに入ると後ろのスキルが発動する&スキルを発動する際には1秒のグローバルクールダウンがあり、その間はスキルを発動できない
装備したカードは必ず左から順番に効果が発動します。
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さらに、カードにはそれぞれ「クールダウン」が設定されています。例えば以下のカードだとクールダウンは15秒。
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クールダウンが「0秒」というカードもあります。
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戦闘では、一番左のカードがまず発動しクールダウンに入る→一番左のカードのクールダウン中に2枚目のカードが発動→2枚目のカードのクールダウン中に3枚目のカードが発動という流れになります。言い方を変えると左のカードがクールダウンに入らないと右のカードは使えないということで、例えば一番左にクールダウンが「0秒」のカードを置いてしまうと、右側のカードは一切発動しなくなります。
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・複数のスキルを連動させるカードがある
クールダウンが「0秒」のカードは、何枚装備したとしても、前述の仕組みから常に1枚だけしか発動しません。
ところが、「左のカードが発動すると、右のカードも発動させる」といったようにクールダウンを一切無視した効果をもたらすカードがあります。一例が、以下の「デュアルキャスト」というカード。デュアルキャストは、「左側の投射物スキルを使用すると、右側の投射物スキルも連携して使用する」という効果を持っています。
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デュアルキャストを効果的に発動させたい場合、デュアルキャストの両側に投射物スキルのカードを配置します。
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デュアルキャストの左側は、「呪文」と「投射物」のスキルを持つクールダウン0秒の「フロストボルト」。
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右側は「呪文」と「投射物」のスキルを持つクールダウン0秒の「ファイアーボール」です。
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どちらもクールダウンが0秒なので本来はどちらか1つしか発動しませんが、デュアルキャストのおかげで「左側のフロストボルトが発動したら右側のファイアーボールも発動する」という状態になります。
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・スキルの形態を変更するカードがある
カードには前述の「投射物」のようにスキルが備わっていて、それぞれ特定の発動の仕方をします。例えば投射物だと「自分の正面から敵の方向へ直線へ飛ぶ」という挙動をするのですが、この挙動を変えるカードがあります。
一例が以下の「オービタル」で、効果は「投射物スキルをプレイヤーの周りを回るように変える」というものです。
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オービタルを装備すると、投射物のスキルを持つカードの攻撃が常に発動した状態になり、弾が自分の周りをぐるぐると回り始めます。
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以上が「地牢100」の基本的な仕様です。
「地牢100」の価格は税込1400円。Steamにて販売中です。
Steam: ダンジョン 100
https://store.steampowered.com/app/1711610/100/
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