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Intelのゲーム高画質化技術「XeSS 1.3」でパフォーマンスがさらに向上しゴーストが減少


Intelが、ゲームの高画質化を実現する技術「Xe Super Sampling(XeSS)」の新バージョン「XeSS 1.3」を発表しました。XeSS 1.3では、対応タイトルにおいてフレームレートを損なうことなくパフォーマンスが向上し、よりよい画質でゲームを遊ぶことができます。

Intel XeSS 1.3 accelerates into the next generation of AI upscaling – Intel Gaming Access
https://game.intel.com/us/stories/intel-xess-1-3/


XeSS 1.3でどれぐらいパフォーマンスが向上するのか、Intelが「Hitman 3」「サイバーパンク2077」「ホグワーツ・レガシー」「ウィッチャー3(次世代機向けアップデート)」「Call of Duty: Modern Warfare 3」「ディアブロ IV」「GhostRunner2」の7つのタイトルを、それぞれ「高画質化なし」「XeSS」「XeSS 1.3」と3つの環境でプレイした場合のfpsを示しています。

以下はIntel Arc A750グラフィックスでの結果で、いずれの環境においても、XeSS 1.3はXeSSの旧バージョンより高い値を記録しました。特に「ディアブロ IV」では、XeSSと比べて28%のフレームレート向上がみられます。


Arcグラフィックスを内蔵したIntel Core Ultra 7 155Hでの結果が以下。フレームレートは最低でも8%向上しています。


「サイバーパンク2077」をXessおよびXess 1.3のさまざまな設定で実行したときのフレームレートが以下。
XeSSはパフォーマンス重視設定時が66fps。一方、XeSS 1.3はバランス設定時が65fps、パフォーマンス重視設定時が71fps、ウルトラパフォーマンス重視設定時が77fpsでした。


公開されているデモンストレーション映像でも、アンチエイリアスの向上、ゴーストの減少などが確認できます。


XeSS 1.3の開発者キットはGitHubで公開されています。

GitHub - intel/xess
https://github.com/intel/xess/

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in ソフトウェア,   ゲーム, Posted by logc_nt

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