Intelのゲーム高画質化技術「XeSS 1.3」でパフォーマンスがさらに向上しゴーストが減少
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Intelが、ゲームの高画質化を実現する技術「Xe Super Sampling(XeSS)」の新バージョン「XeSS 1.3」を発表しました。XeSS 1.3では、対応タイトルにおいてフレームレートを損なうことなくパフォーマンスが向上し、よりよい画質でゲームを遊ぶことができます。
Intel XeSS 1.3 accelerates into the next generation of AI upscaling – Intel Gaming Access
https://game.intel.com/us/stories/intel-xess-1-3/
![](https://i.gzn.jp/img/2024/04/08/intel-xess-1-3/intel.png)
XeSS 1.3でどれぐらいパフォーマンスが向上するのか、Intelが「Hitman 3」「サイバーパンク2077」「ホグワーツ・レガシー」「ウィッチャー3(次世代機向けアップデート)」「Call of Duty: Modern Warfare 3」「ディアブロ IV」「GhostRunner2」の7つのタイトルを、それぞれ「高画質化なし」「XeSS」「XeSS 1.3」と3つの環境でプレイした場合のfpsを示しています。
以下はIntel Arc A750グラフィックスでの結果で、いずれの環境においても、XeSS 1.3はXeSSの旧バージョンより高い値を記録しました。特に「ディアブロ IV」では、XeSSと比べて28%のフレームレート向上がみられます。
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Arcグラフィックスを内蔵したIntel Core Ultra 7 155Hでの結果が以下。フレームレートは最低でも8%向上しています。
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「サイバーパンク2077」をXessおよびXess 1.3のさまざまな設定で実行したときのフレームレートが以下。
XeSSはパフォーマンス重視設定時が66fps。一方、XeSS 1.3はバランス設定時が65fps、パフォーマンス重視設定時が71fps、ウルトラパフォーマンス重視設定時が77fpsでした。
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公開されているデモンストレーション映像でも、アンチエイリアスの向上、ゴーストの減少などが確認できます。
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XeSS 1.3の開発者キットはGitHubで公開されています。
GitHub - intel/xess
https://github.com/intel/xess/
![](https://i.gzn.jp/img/2024/04/08/intel-xess-1-3/github.png)
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