ストッパーのない台車「グランカート サイレント」にストッパーを後付けできるトラスコ中山の「足踏みストッパー」を実際に取り付けてみたよレビュー
編集部の備品を倉庫との間で行き来させていると困るのが玄関や道路のわずかな傾斜。玄関のドアを開けようとして台車から手を離してカードキーを探して開けている間に、ゆっくりとあらぬ方向へとろとろと動いていく台車。あるいは交差点で信号待ち中にゆっくりと自動車が行き交う国道に向けて進んでいく台車。いずれも危険極まりないものです。
どうにかして止める方法はないか……と考えていたところ、なんと台車に後付け可能だというストッパー「足踏みストッパー」が存在することが判明。実物を読者から編集部へのプレゼントとして送ってもらって手に入れたので実際に取り付けてみました。
TRUSCO 樹脂台車 グランカート サイレント700サイズ用足踏みストッパー - オレンジブック.Com
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GIGAZINE編集部で利用している台車のひとつがコレ。
トラスコ中山の「グランカート サイレント」という台車です。
持ち手を折りたたんでコンパクトにたためます。
台車として必要最低限の要素は備えているのですが、ストッパーがないのでGIGAZINE編集部の玄関先で手を離すと勝手に道路に向かって行ってしまいます。
台車にストッパーを後付けできるトラスコ中山の「足踏みストッパー」レビューその1、ストッパーがないので台車が止まらない様子 - YouTube
「ストッパーがなければ付ければいいじゃない」とばかりに売られているのが、トラスコ中山専用の後付けストッパー「足踏みストッパー」です。この製品をGIGAZINE編集部のAmazonほしい物リストに入れていたところ、読者が購入してくれました。ありがとうございます!
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というわけで実際に届けられたのがこの箱。
中にストッパーが裸で入っていました。
内容物はストッパー本体とスパナ、取扱説明書。
ストッパーはスチール製です。
バネなどが付いていますが、見た目だけではどのように動作するのかがいまいちよくわかりません。
取扱説明書に取り付け方が詳しく記載されていたので、これに従って実際に取り付けてみました。
まずは台車を裏返します。
そして持ち手側のタイヤ付近に注目。
取り付けられているナットのうち、一番外側にある2つを取り外す必要があります。
付属のスパナはカートのナットを取り外すには小さすぎたので手持ちのスパナで代用します。17mmサイズのスパナでピッタリ合いました。
ナットと、ナットの下にあるスプリングワッシャーおよびワッシャーを取り外します。
取り外した後はこんな感じ。ボルトのねじ部がチョロッと顔を出した状態。
もう片方も外します。
続いてストッパーを以下画像の通りの向きで持ち、カートの上にのせます。
ちょうどストッパー端の穴にボルトがピッタリはまります。
ストッパーを挟むように、スプリングワッシャー、ワッシャー、ナットを再度取り付け。
両端にナットをはめて取り付け完了です。
次に、ストッパーに付いているナットを緩めます。このナットに付属のスパナがピッタリ合いました。
続いて、中央の銀色のレバーを上方向に引き上げます。
「ガチャン」という音がしてレバーが固定され、先ほど緩めたナットとタイヤが接触。
接触した状態でタイヤが完全に固定されるようナットの位置を調整したら完了です。
台車をひっくり返すとこんな感じ。
レバーを足で踏むと固定されます。
実際に止めてみる様子を動画で記録しました。これでいつでもどこでもカートを固定しておけます。便利。
台車にストッパーを後付けできるトラスコ中山の「足踏みストッパー」レビューその2、ストッパーを後付けして台車を止める様子 - YouTube
なお、「足踏みストッパー」は取り付ける台車のサイズに合わせて3種類用意されていて、今回手に入れた700サイズの価格は税込6455円でした。
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