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Blueskyのユーザー数が200万人に到達、2023年11月末にはアカウントなしでの投稿閲覧機能を公開&2024年初めに他SNSへの移行機能開始


X(旧Twitter)に似たUIや機能を備えた分散型SNS「Bluesky」のユーザー数が200万人を超えたことが開発チームによって発表されました。また、開発チームは2023年11月末頃に「アカウントなしでもBlueskyの投稿を閲覧する機能」を追加予定であることも明かしています。

Toward Federation and an Open Network - Bluesky
https://blueskyweb.xyz/blog/11-15-2023-toward-federation

既存の主流SNSでは、他のSNSに移行する際に投稿内容やフォロワー情報などを引き継ぐことが出来ません。Blueskyは「ユーザーの情報をユーザー自身で管理し、投稿内容やフォロワー情報などを保ったまま別SNSに移行できるシステム」の構築を目指して開発されている分散型SNSプロトコル「AT Protocol」を採用したサービスで、ユーザーは短文や画像を投稿することができます。Blueskyが一体どんなサービスなのかは、以下のレビュー記事を読むとよく分かります。

「Bluesky」のアカウント作成手順&実際に使ってみるとこんな感じレビュー、Twitterに激似なので乗り換え・引っ越し先としてかなりアリ - GIGAZINE


Blueskyはいいね機能やリポスト機能を備えており、Xに似た操作感で使用可能。このためXからの移行を考えるユーザーからの注目を集めており、2023年7月2日にXに投稿閲覧数制限が設けられた際には新規登録者の爆増によってサーバーがダウンする事態が発生するなど注目度の高さが浮き彫りになっていました。

Twitter乗り換え先として注目されるSNS「Bluesky」がサーバー負荷爆増により新規ユーザー登録を一時停止、Twitter閲覧数制限に伴う新規加入者続出が原因か - GIGAZINE


新たに、Blueskyの開発チームは2023年11月16日にユーザー数が200万人に到達したことを報告しました。

さらに、開発チームは「アカウントなしでもBlueskyの投稿を閲覧できる機能」を2023年11月末頃に公開予定であることを明かしました。これまでも専門知識を持つユーザーはAPIを介してBlueskyの投稿をアカウントなしで閲覧可能でしたが、Bluesky公式ウェブアプリにはアカウントなしでの投稿閲覧機能が用意されておらず、一般ユーザーがアカウントなしで投稿を閲覧するには「Skyview」などのサードパーティ製サービスを使う必要がありました。Bluesky公式の投稿閲覧機能が公開されれば、これまでより手軽に投稿を閲覧したり拡散したりできそうです。

また、開発チームは「ユーザー情報を保ったままBlueskyから他のSNSに移行するフェデレーション機能」を2024年初頭に実現するべく集中的に取り組んでいることも明かしています。


なお、Blueskyの基盤となっているAT Protocolの今後のロードマップは以下のリンク先で確認できます。

2023 Protocol Roadmap | AT Protocol
https://atproto.com/blog/2023-protocol-roadmap

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in ネットサービス, Posted by log1o_hf

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