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Samsungの1万円台ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds FE」を落としたときに捜索できる機能などさまざまなオプションを試してみた


Samsungの価格を抑えた「FEシリーズ」から登場したワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds FE」は、「Galaxy Buds」のダウングレード版でありながら、Budsシリーズ最長のバッテリー持続時間を有していたり強力なノイズキャンセリング機能も搭載していたりと、Budsシリーズの特長をそのまま使うこともできます。そんなBudsシリーズの機能として、シームレスなデバイスの切替えやヘッドセットを紛失した際の捜索など便利な機能を試してみました。

Galaxy Buds FE(ギャラクシーバッズFE)| Samsung Japan 公式
https://www.samsung.com/jp/audio-sound/galaxy-buds/galaxy-buds-fe-white-sm-r400nzwaxjp/

まず、Android版アプリのGalaxy Wearableを使用して、Galaxy Buds FEのサウンド設定を行います。Galaxy Wearableの設定方法については以下の記事からよく分かります。

Samsungの1万円台で購入できるワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds FE」のノイズキャンセリング機能を試してみた - GIGAZINE


Galaxy Buds FEをGalaxy Tab S9 FEに接続した状態で、Galaxy Wearableを開きます。


ホーム画面をスクロールし、「ユーザー補助」をタップ。


「[周囲の音]をカスタマイズ」の右側にあるスイッチをオンにしてからタップしてメニューを開きます。


Galaxy Buds FEは「アクティブノイズキャンセリング(ANC)」と「周囲の音を取り込み」をワンタッチで切替える機能がありますが、ここでは「周囲の音を取り込み」モードの時にどれくらいの音を取り込むかを設定できます。設定は「+」「-」「中間」の3パターンあり、「+」に設定するとよく聞こえるというよりは「周囲の音の音量を上げている」という感じ。逆に「-」設定の際は、ANCを起動した時ほどではないものの、周囲の音がある程度遮断される感覚がありました。


また、「周囲の音を取り込む際のトーン」も調整可能。「クリア」に設定すると、音楽を聞いたり動画を見たりしている場合でも、話し声や雑音などがハッキリ聞こえます。


「ソフト」に設定すると、「音がしているのはわかるが、若干はっきりとは聞こえづらい」という感じ。


次に、複数のデバイスでシームレスに接続を切替えるオートスイッチ機能を試してみます。Galaxy Buds FEと接続している端末の設定から「接続」を選択し、「Bluetooth」をタップ。


ペアリングデバイスから「Galaxy Buds FE」の右にある歯車アイコンをタップ。


「他のデバイスに自動切り替え」のメニューの右側にあるスイッチをタップします。


すると、以下のような権限の許可が表示されるので、「続行」をタップして設定完了。同じ設定を、切替えたい複数のデバイスで行ったら準備OK。


以下のムービーでは、画面左のタブレットに接続状態となっているイヤホンが、右のタブレットで「動画を再生」することで即座に右のタブレットに接続されている様子がわかります。ひとつのBluetooth機器を複数のデバイスに接続して切替える場合、切替え前のデバイスの電源を落としたり設定からBluetooth接続をオフにしたりといった操作が必要な場合もありますが、Galaxy Buds FEのオートスイッチ機能は、動画や音楽などを再生することで自動的にそのデバイスに接続できます。

Galaxy Buds FEのオートスイッチ機能を試してみた - YouTube


また、Galaxy BudsシリーズはSamsungのスマート家電アプリであるSmartThingsと連携して紛失したデバイスの捜索などができます。SmartThingsはGoogle PlayもしくはGalaxy Storeからインストールできます。

SmartThings - Apps on Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.samsung.android.oneconnect

SmartThings - Galaxy Storeのアプリ
https://galaxystore.samsung.com/prepost/000004262296

Galaxy StoreでSmartThingsを検索し、矢印をタップしてインストール。


インストールが完了したら三角ボタンをクリックしてアプリを開きます。


「続行」をタップ


位置情報、付近のデバイス、通知、カメラへの権限許可が必要になるため、「続行」をタップ。


SmartThingsをインストールした状態で、Galaxy Wearableから「イヤホンリモート追跡」を選択。


すると、自動的にSmartThingsが開いて「いつでもどこでも、あなたのデバイスの位置を確認可能」と表示されます。位置情報の使用に「同意する」をタップ。


以下の画像のように、ヘッドセットの位置とタブレットの位置が地図上に表示されました。ある程度地図を拡大して「駅のどのあたりにある」というところまで分かります。


また、接続が切れているヘッドセットの位置は、以下の画像のようにグレーアウトした状態で、接続が切れた最後の場所が記されています。地図上に示されているヘッドセットのアイコンをタップ。


以下のように、左右それぞれで位置情報が記されているため、片方だけ落してしまった場合でも安心。


また、ヘッドセットのメニューから「詳細」をタップし、「置き忘れた際に通知」をオンにします。


Galaxy Buds FEと接続したデバイスを持ってしばらく遠くに歩くと、「Galaxy Buds FEは近くにありません」と通知が届きました。アプリで権限設定をしていると、デバイスを「通知をミュート」設定にしていても通知を受け取ることができるため、ふと置き忘れてしまった際に気づくことができます。


Galaxy Buds FEのSamsungストアでの価格は税込1万2925円。Amazonでも同価格で購入できます。2021年9月に発売されたGalaxy Buds2は記事作成時点で1万8925円、2022年9月に日本でも販売開始したハイエンドモデルのGalaxy Buds2 Proは3万1000円のため、Galaxy Buds FEは比較的価格が抑えられたモデルとなっています。

Amazon.co.jp: Galaxy Buds FE|グラファイト|ワイヤレスイヤホン 本体 端末|Samsung純正 国内正規品|SM-R400NZAAXJP

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in レビュー,   ソフトウェア,   ハードウェア, Posted by log1e_dh

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