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Samsungの完全ワイヤレスBluetoothイヤホン「Galaxy Buds」実機レビュー、ワンタッチで外部音聞き取りも可能に


Samsungがワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」を発表しました。Galaxy Budsは2016年にSamsung傘下になった名門音響製品ブランドAKGの技術を採用した、「1日中付けられる快適さ」を目指したイヤホンであり、AppleのAirPodsに対抗するような製品になっているとのこと。日本での発売は2019年5月下旬とのことですが、日本発売に先駆けて借りることができたので、実際にレビューしてみました。

Samsung Galaxy Buds - The Official Samsung Galaxy Site
https://www.samsung.com/global/galaxy/galaxy-buds/

Galaxy Budsのパッケージはこんな感じ。「Buds」の文字が光を反射する際に虹色に輝いています。ちなみに、「Bud」とは花の「つぼみ」を意味しています。


レコーディングスタジオなどにも使われるプロ仕様の音響機器をリリースしているオーディオ機器メーカーAKGが開発に携わっており、「AKG製品と同等のサウンドエクスペリエンスを提供」とのこと。


パッケージの中にはケース・Galaxy Buds本体・説明書・ウイングチップ・イヤーチップ・USB Type-C ケーブルが入っていました。


Galaxy Buds本体はこんな感じ。Galaxy Budsは左右それぞれ独立したタイプのカナル式ワイヤレスイヤホンで、大きさは幅17.5mm×奥行き19.4mm×高さ22.3mmとかなり小さめ。


ボタンは本体側面部に搭載されており、押し込むことで反応する物理ボタンではなく、指が接触するだけで反応する感圧式のボタンで、耳に装着しているときでも簡単に押すことができます。


マイクは耳に入れる部分だけでなく、本体側面のボタン下部にも備わっており、2箇所に搭載されています。Galaxy Budsは騒がしかったり静かだったりといった周囲の状況に合わせて2つのマイクを自動で使い分ける「Adaptive Dual Microphone」というシステムを組み込んでいるとのこと。


耳殻と接触する部分である「ウイングチップ」と、外耳道と接触する部分である「イヤーチップ」はそれぞれ異なった大きさのものが2種類ずつ、最初から装着されているものと合わせるとそれぞれ3種類ずつあります。自分に合った大きさのパーツを選ぶことができます。ウイングチップとイヤーチップはシリコン製で、引っ張るようにすれば簡単に取り外しが可能です。


実際に装着してみると、装着しているのを忘れるほどではないものの、重さや装着感が違和感を与えることはありません。耳栓のようにピッタリフィットするので、首をブンブン振っても外れることはなく、遮音性は高めです。


Galaxy Budsのケースは卵を引き延ばしたようなデザインで、つるんとした手触り。大きさは幅70.0mm×奥行き38.8mm×高さ26.3mmです。


横から見ると楕円(だえん)形で、多少厚みがあります。


背面にはUSB Type-Cポートがあります。


ケースには独立したバッテリーが搭載されており、Galaxy Buds本体を収納することで充電が行われます。本体のみでは連続6時間の音楽再生が可能ですが、ケースで充電すると合計13時間の音楽再生が可能。


ケースと本体にはマグネットが内蔵されていて引きつけ合うので、ケースを逆さにしても本体が落下することはありません。


ケースとGalaxy Buds本体を合わせた重さは実測で51グラム。


Galaxy Buds本体のみでは左右合わせて11グラムでした。


Galaxy Budsはケースの背面にあるUSB Type-Cポートに付属のケーブルを差し込んで充電することも可能ですが、Qi規格のワイヤレス給電に対応しており、Galaxy S10などの「ワイヤレスパワーシェア」を活用すればスマートフォンからGalaxy Budsを充電することもできるとのこと。


Bluetooth接続だけで使用することも可能ですが、Androidアプリ「Galaxy Wearable」を活用するとさまざまな機能が使えるとのことなので、実際に使ってみます。記事掲載時点ではGalaxy BudsはiOS向けの専用アプリは存在していないため、iPhoneでGalaxy Budsを使用する場合にできるのは、本体側面のボタンをシングルタップで「再生/一時停止」、ダブルタップで「次の曲を再生」、トリプルタップで「前の曲を再生」、長押しで「Siriを起動」という基本的な操作のみです。


Galaxy Wearableは以下のリンクからダウンロードできます。

Galaxy Wearable (Gear Manager) - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.samsung.android.app.watchmanager&hl=ja

Galaxy Wearableをインストールして起動し、「接続を開始」をタップします。


今回はGalaxy Budsを接続するので、「Galaxy Buds」を選択。


Bluetoothを使用して近くのデバイスを検索するときに位置情報を利用することを許可するため、「OK」をタップ。


「許可」をタップ。


Galaxy Budsのケースのフタを開けるか、本体を取り出していると「近くにあるデバイス」にGalaxy Budsが表示されるので、タップして選択します。


Galaxy Wearableアプリを使用するためにはエンドユーザーライセンス契約に同意する必要があるので、「同意する」をタップ。


Galaxy Budsに通知を送信するアプリケーションを選択して、「次へ」をタップ。


最後にチュートリアルが表示されます。「完了」を押したらインストールは完了。


Galaxy WearableのGalaxy Buds操作画面のホームはこんな感じ。「イヤホン」という項目にはGalaxy Buds本体の電池残量が表示されています。


「イコライザー」では「低音ブースター」「ソフト」「ダイナミック」「クリア」「高音ブースター」の5種類のプリセットの中から1つ選択することで、音質の調整ができます。


「タッチパッド」では本体側面ボタンの設定を行えます。シングルタップでは「再生/一時停止」、ダブルタップでは「次の曲を再生、電話の応答/終了」、トリプルタップでは「前の曲を再生」となっています。


長押し時の動作は「音声コマンド」「クイック周囲音」「周囲の音」「音量ダウン(左)・音量アップ(右)」から選択可能。


「周囲の音」はイヤホン越しでも周囲の音を聞こえるようにしてくれるモードです。ONにしてみると、人の声はくぐもったように感じますが、足音などはむしろ増幅されて聞こえます。また、「周囲の声」をONにしたからといって、音楽を聴いている最中に周囲の音がすべて聞こえるようになるわけではないので、注意が必要です。


「イヤホンリモート追跡」では、Galaxy Buds本体を落としてしまったなどのときに、本体から音を出して位置をわかりやすくしてくれる機能です。


以下のムービーでは「イヤホンリモート追跡」を実際に使用している様子を確認できます。開始すると鳥の鳴き声のような音がGalaxy Buds本体から再生され、数メートル離れていても音がしているのがハッキリわかります。

「Galaxy Buds」のAndroidアプリ「Galaxy Wearable」のイヤホンリモート追跡機能を実際に使っている様子 - YouTube


実際に使ってみると、中程度の音域はしっかりと前に出てきているのですが、上下はやや弱め。特に低音はズゥンと響いているはずの部分がカットされている印象を受けます。これは「低音ブースター」をかけてもカバーしきれないところだったので、しっかり重低音を強調するイヤホンを使ってきた人だと、音が軽く思えるかも。


装着に関してはかなりの良さで、カナル式らしい耳栓のような着け心地はとても心地よく、フィット感もかなり高め。ケース抜きでの連続使用時間6時間というのも十分な印象です。ボタン感度については、耳の位置を合わせているときに触れても反応して音楽が再生・一時停止されるような感度の高さである一方、ダブルタップやトリプルタップを正常に認識しない事例がありました。

「Galaxy Buds」は海外では既に129ドル(約1万4500円)で販売されていますが、日本での発売日は2019年5月下旬で、値段は未定とのことです。

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in レビュー,   モバイル,   ハードウェア,   動画, Posted by log1k_iy

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