レビュー

ソニーのワイヤレスヘッドセット「WF-1000XM5」は装着感抜群&自然なノイズキャンセリングと外音取り込みでずっと着用してしまうイヤホン


ソニーのワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WF-1000XM5」が2023年9月1日(金)に発売されるのに先駆けて、本体を借りることができたので、実際に着用していろいろ動き回って音を聞きまくってみました。

WF-1000XM5 | ヘッドホン | ソニー
https://www.sony.jp/headphone/products/WF-1000XM5/


充電ケースとヘッドセット本体の外観については以下の記事を参考にしてください。

高いノイズキャンセリング性能と高音質を備えたワイヤレスイヤホンがさらに進化したソニーの「WF-1000XM5」外観レビュー - GIGAZINE


まずはスマートフォンでWF-1000XM5を万全に使うため、「Headphones Connect」アプリをインストールします。


アプリはiOS版・Android版が用意されています。

「Sony | Headphones Connect」をApp Storeで
https://apps.apple.com/jp/app/sony-headphones-connect/id1168502924

Sony | Headphones Connect - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sony.songpal.mdr

◆「Headphones Connect」アプリ初回設定~ペアリング
初回起動時はこんな感じで設定が必要なので住んでいる国を選び、「上記内容を確認し、同意します」にチェックを入れて「はじめる」をタップ。


「同意して次へ」をタップ。


サービス改善やマーケティング利用のためのデータ送信は同意しなくても利用可能なので、「同意せずにはじめる」をタップ。あとから「プライバシーの設定」で変更可能です。


お知らせが表示される場合は右下の「閉じる」をタップ。


端末が周辺デバイスの検出を許可していないため接続できない状態でした。「OK」をタップ。


「許可」をタップ。


このような表示になります。


充電ケースのふたを開けてヘッドセットを取り出すと自動的にペアリングモードになります。


「WF-1000XM5」が表示されたらタップ。されない場合はヘルプガイドを参照して試行してください。


登録完了なので「完了」をタップ。


◆「Headphones Connect」アプリ設定
ここからは細かい設定です。今回は「なるはやで使いたい」ということで必要な設定以外は飛ばしていきます。手順を見る必要はないという人はダッシュボードまでスキップしてください。

サインインを求められますが「あとで」をタップ。


復元するデータはないので「復元せずに進む」をタップ。


「次へ」をタップ。


「あとで」をタップ。


「次へ」をタップ。


「次へ」をタップ。


「あとで」をタップ。


「次へ」をタップ。


「あとで」をタップ。


「ダッシュボードへ」をタップ。


◆「Headphones Connect」アプリダッシュボード
これがメインのダッシュボード。「ステータス」タブではヘッドセットと充電ケースのバッテリー状態、アダプティブサウンドコントロール、接続中の機器、再生中の楽曲の情報が表示されています。


アダプティブサウンドコントロールは、着用者の行動をアプリが検出し、周囲の音の取り込み方を自動的に切り替える機能。たとえば、電車の中ではノイズ除去を強めに、歩いているときは周囲の音がある程度聞こえた方がいいのでノイズ除去は弱めに、といった切り替えが行われます。


「サウンド」タブでは外音コントロールの状態などを確認できます。


「外音取り込み」はレベルを0から20まで調整可能。また、ノイズを抑えつつ人の声を取り込む「ボイスフォーカス」のオプションもあります。


ノイズキャンセリング状態と外音取り込み状態、および機能オフ状態は左側のヘッドセットを1回タップするごとに切り替えが可能ですが、アダプティブサウンドコントロールがうまく機能する場面が多く、1日着用していて、モード切り替えはしなくても問題ないぐらいでした。

なお、その際にポイントになってくるのがヘッドセットがどれぐらいフィットしているかという点。WF-1000XM5を最初に使うときは、アプリの「WF-1000XM5チュートリアル」を使えば、自分に合ったイヤーピースを選ぶことができます。

ダッシュボード右上のメニューアイコンをタップし、下部に出てきたメニューから「WF-1000XM5チュートリアル」を選択。


「最適なイヤーピースの選択」をタップ。


「最適なイヤーピースを判定」をタップ。


「すべてのサイズを比較する」をタップ。


SS、S、M、Lの4種類のうち、任意のイヤーピースの比較ができます。必要なものを選んだら「次へ」をタップ。


画面に従って、イヤーピースを交換しつつテストを行います。


すると、このように最適なイヤーピースを見つけてくれます。「OK」で終了。


また、うなずくことで電話を受けたり、首を振ることで電話を切ったりするヘッドジェスチャー機能も搭載されています。


◆WF-1000XM5を使用した感想
実際に着用して過ごしてみたところ、装着感がとてもしっくりくる上に疲労感が少ないので、意識しないとヘッドセットを外すタイミングがないレベル。エアコンの音や周囲の話し声がほぼ気にならなくなるので、少し騒がしいショッピングモールなどでも音を気にせず過ごすことができるようになります。それだけに、誰かが自分に話しかけてくるようなシチュエーションだと、相手が何かしゃべっているのが見えても何といっているかわからないという状態になるので、ノイズキャンセル機能は切っておく必要があります。

前モデルであるWF-1000XM4を使用している編集部員によると、以前はペアリング時などに音声メッセージが流れていた部分がサウンドだけになって、より早く使えるような感覚があるとのこと。また、ヘッドセットの形状の微妙な変更により、耳にしっかりと装着できる感覚が高まっているほか、単なるバージョン違いではなく「そもそも別のヘッドセットになった」感じがあるので、もしWF-1000XM4がだめになったときは素直に移行できそうだとのことでした。

なお、バッテリーは本体のみで使い続けた場合、ノイズキャンセリング機能ONで8時間、ノイズキャンセリング機能OFFで12時間。充電ケースで2回のフル充電が可能なほか、3分の充電で60分再生可能になるクイック充電にも対応しているため、「バッテリーがなくてどうにもならない」事態に遭遇することは、充電ケースを充電し忘れているケース以外ではまずないはずです。


WF-1000XM5は、ソニーストアでは3年保証つきで税込4万1800円で予約受付中です。

WF-1000XM5 購入 | ヘッドホン | ソニー
https://pur.store.sony.jp/headphone/products/WF-1000XM5/WF-1000XM5_purchase/

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in レビュー,   ウェブアプリ, Posted by logc_nt

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