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X(旧Twitter)に音声・ビデオ通話機能が登場


イーロン・マスク氏は長い間、X(旧Twitter)に音声・ビデオ通話機能を導入すると発言してきましたが、ついにこれが実現しつつあることが明らかになっています。

X is officially rolling out audio and video calls - The Verge
https://www.theverge.com/2023/10/25/23932371/x-audio-video-calls-elon-musk


Xの一部ユーザーが、音声・ビデオ通話が追加されたと報告しています。TwilightさんはXに突如出現した通話機能のスクリーンショットを投稿しており、この画面には「音声・ビデオ通話がやってきました!」「誰があなたに通話できるかを設定あるいは変更してください。今は時間がない?心配ありません、メッセージ設定は後から行えます」と記されています。


海外メディアのThe VergeはXに通話機能が出現したユーザーから独自にスクリーンショットを入手しており、Xアプリの設定画面には新しく「音声およびビデオ通話を有効にする」というオプションが出現しているそうです。このオプションを有効にすると、通話できる相手を選択できるようになっており、具体的には「アドレス帳に登録されているユーザー」「フォローしているユーザー」「認証済みユーザー」の3種類があり、3つのすべてと通話可能になるオプションも用意されています。


なお、通話をかけたい相手のDMを開き、画面右上にある受話器アイコンをタップし、音声通話あるいはビデオ通話を選択することで、通話が可能になる模様。以下のポストでは実際に通話機能を使用する様子をチェックできます。


Xは通話機能のローンチを正式に発表していませんが、2023年10月26日に「準備はできている…?」という不可解な投稿を行っています。


マスク氏はTwitterを買収してから、常々「Xをすべてを備えたアプリにする」と語ってきました。その一環としてXに通話機能を追加する予定であると長らく述べており、この機能について「iOS、Android、Mac、PCで電話番号不要で利用可能となる」と展望を語っていました。

なお、マスク氏は「Xに通話機能が出現した!」という投稿をリポストし、「Xの初期バージョンのビデオ・音声通話です」と自身のアカウントでポストしています。


Xが通話機能をどの程度広く展開しているのかは不明で、サブスクリプションサービスのXプレミアム以外のユーザーも利用可能となる機能なのかは不明です。ただし、ハッシュタグの発明者でオープンソースの提唱者でもあるChris Messina氏が、Xで通話機能を利用するにあたりXプレミアムが必要となることを示唆する記述がコード内に含まれていたとコメントしています。

投稿者: @chris
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in モバイル,   ソフトウェア,   ネットサービス, Posted by logu_ii

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