阪神タイガース18年ぶりのセリーグ優勝で厳戒態勢だった道頓堀の様子はこんな感じ
2023年9月14日(木)、プロ野球・セントラルリーグで阪神タイガースが2005年以来、18年ぶりにリーグ優勝を果たしました。前回の優勝達成時には市内を流れる道頓堀川に5300人以上が飛び込み死者が出ているほか、多くの人が集まると群衆雪崩が発生して危険だということで、大阪府警は厳戒態勢を敷いていました。
台湾や韓国の政府機関からは大阪を旅行中の人に向けて、心斎橋や道頓堀などへ近づくのは危険だという注意喚起が行われました。
【呼籲】9月14日儘量避免前往人心齋橋及道頓堀、通天閣、甲子園球場等地區!! - 台北駐大阪經濟文化辦事處 Taipei Economic and Cultural Office in Osaka
https://www.roc-taiwan.org/jposa/post/41291.html
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https://overseas.mofa.go.kr/jp-osaka-ko/brd/m_23195/view.do?seq=1345305
どのぐらいの時間から準備がなされるのかわからなかったので、午前中に確認しに行くと、警察官の姿がないどころか、観光客の姿もまばらだった道頓堀。
戎橋をのぞむ道頓堀橋の欄干には「飛込み危険」の張り紙。4カ国語表記です。
戎橋の南側のたもとにやってきました。インバウンドの団体がかに道楽を前に写真撮影をしていましたが、やはり人通りはそう多くありません。
おなじみの「グリコ」の看板。
さすがに昼前は早すぎた、ということで午後イチで再びやってきた道頓堀。お昼を過ぎたからか、人が増えています。
橋の下にはどんより緑色の道頓堀川。以前に比べれば水質は改善したものの、それでもまだ「トイレの便器の中に飛び込むようなもの」だとのこと。
テレビ局のクルーが取材の準備をしていました。複数の局が来ていて、在阪局だけではなく東京キー局のクルーも来ているようでした。
少し離れたところで待っていると、道頓堀橋の上に警察車両がぞろぞろとやってきました。
昼すぎまでは通れた道頓堀橋下の通路が封鎖されています。
警察車両の列は道頓堀橋だけではなく、北は心斎橋にある大丸のところからずっと連なっていました。
そして、道頓堀橋から戎橋が見える方向には高さ2mのシートが設置されました。
グリコの看板はなんとか見えるものの、戎橋はまったく見えない状態に。
道頓堀橋の上で打ち合わせをしているらしい警察官グループ。
あとでDJポリスが上るであろう車も待機していました。
シートの隙間からちらっと見えた戎橋には人がいっぱいでした。
戎橋の上はなかなかの混雑。
警察車両の列の南端は千日町筋でした。
日が暮れて、提灯を掲げて戎橋へ向かう警察官の姿がありました。
車の上から周囲を警戒する警察官も。
そして、道頓堀橋に設置されたシートの前には警察官が立ち、止まらずに進むように誘導していました。
その様子を取材するテレビ局。
道頓堀橋北詰から南へと橋を渡ったときの様子はこんな感じでした。
阪神タイガースのリーグ優勝を警戒して道頓堀橋を守る大量の警察官 - YouTube
戎橋ではスロープ部分が封鎖され、川への飛び込みを行わせないような措置が執られていました。
試合中の戎橋の様子。DJポリスが左側通行で止まらずに歩くように誘導しているのがよく聞こえます。これは北から南行き。
阪神タイガースが18年ぶりの優勝を決めた試合中の戎橋南行きの様子 - YouTube
そして南から北行き。
阪神タイガースが18年ぶりのリーグ優勝を決めた試合中の戎橋北行きの様子 - YouTube
なお、優勝の歓喜の瞬間はこんな感じでした。
戎橋で見た阪神タイガース18年ぶりのリーグ優勝の瞬間 - YouTube
9回表、戎橋に集まった人たちのボルテージが上がっていく様子を、戎橋北側を東西に通る宗右衛門町通から見た様子が以下。
阪神タイガースのリーグ優勝までの戎橋の様子を宗右衛門町通から見る - YouTube
優勝を決めた後にまた戎橋を渡ってみました。
阪神タイガースがリーグ優勝を決めたあと大混雑の戎橋を渡る - YouTube
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