レビュー

「アーマード・コアVI ファイアーズオブルビコン」のアセンブルで巨大メカを自由自在にカスタムしてみた


フロム・ソフトウェアの「アーマード・コア」シリーズを語る上で外せないのが、さまざまな武器や機体のパーツを換装して愛機を自由にカスタマイズし、見た目や性能をダイナミックに変化させる「アセンブル」という要素です。前回のチュートリアルのレビューに引き続き、2023年8月25日(金)にリリースされた「ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON(アーマード・コアVI ファイアーズオブルビコン、以下:AC6)」のアセンブルや機体テストを触って、画面いっぱいに表示されるパラメーターを見つつ最適な構成を取捨選択する楽しみを実体験してみました。

ARMORED CORE VI OFFICIAL SITE | アーマード・コア6 オフィシャルサイト
https://www.armoredcore.net/index.html

ACといえばメカカスタマイズということで、序盤をプレイしてある程度パーツをそろえてからアセンブルを試してみました。

「アーマード・コアVI ファイアーズオブルビコン」の機体組み立てはこんな感じ - YouTube


ある程度ミッションを進めるとパーツショップが解禁され、パーツを新しく買うことが可能です。


左の購入画面と右の売却画面を見比べるとわかる通り、パーツの買値と売値は同じです。もし欲しいパーツを買う資金がなくなったら別のパーツを売却し、必要になったらまた買い戻せばいいので、どんどんパーツを買っていってOKです。


そしてこれがアセンブル画面です。


パーツの性能が3行ほどの文章で説明されているほか、下に主なパラメーターが表示されます。パラメーターは、青色が装備中のパーツより有利なことを、赤色が性能が有利なことを示しています。


詳細画面に切り替えるとこんな感じ。この画面では左側がパーツの変更によるその部分の性能の変化を、右側がAC全体の性能の変化を表示しています。


一部のパーツは動画で挙動を確認することができるので、ミサイルの軌道など文章や数値では変化がわかりにくいポイントをおさえるのに重宝します。


数字だらけで混乱しそうになりますが、各パラメーターごとにソートする機能を使えば、例えば「とにかくタフな機体が作りたい」という時などに便利です。


さらに、ヘルプからパラメーターの意味を確認することも可能です。


アセンブルのように性能が変わるわけではありませんが、ペイントで機体のカラーを細かく変更して雰囲気をがらっと変えることもできるので、ぐっと機体に愛着がわくようになります。

「アーマード・コアVI ファイアーズオブルビコン」の愛機を自分色に染めてみた - YouTube


過去のアーマード・コアと同様、プリセットの中から自分好みのカラーリングを選んだり、部分ごとに自分で色を設定したりできます。


例えば、右腕のパーツだけ色を変更するのもアリ。


過去作と大きく違うのは、ウェザリングで機体の質感を大きく変えることができる点です。


新品のようにピカピカのACにしたり、逆にサビや汚れをつけて歴戦の機体のように演出したりできます。


デカールという機能を使うと、プリセットのデカールや後述の自作のデカールを機体に貼り付けることが可能。


デカールをゴテゴテ貼り付けてF1カーのようにしてみました。


エンブレムやデカールを自作する機能もあります。


さまざまな図案や図形のピースを組み合わせて作成していきます。


試しにひとつ作って機体に貼り付けてみました。絵心のある人なら、痛車のように愛機をペイントすることもできそうです。


せっかく自機をカスタマイズしても、実戦で思うように動かせなければ厳しい戦いを勝ち抜けません。というわけで、機体を自由に動かしたり武器を試し撃ちしたりできるACテストをやってみたのが以下のムービーです。

「アーマード・コアVI ファイアーズオブルビコン」のACテストモードで思う存分トライアル&エラー - YouTube


何もない場所を好きなように動いて挙動を確認できるほか、敵を設定することも可能です。


敵は棒立ちのAIなしと、実戦さながらに撃ちまくってくるAIありを切り替えられます。


さらに、ポーズメニューからアセンブルできるほか、逆にアセンブル画面からテストに移行することも可能。本作はテストとアセンブルをシームレスに切り替えられるので、試行錯誤が過去作に比べて格段にストレスフリーになりました。


カスタマイズにひと区切りついたら、機体の構成やカラーリングを保存します。


こだわり抜いた愛機であらゆる戦場を駆け抜けるプレイスタイルもアリですが、基本的にアーマード・コアはミッションごとにどんどんパーツを組み替えていくゲームシステムになっています。そのため、後で「やっぱりあのときの機体に戻したい」という時のために機体構成を保存しておくと便利です。


プリセットの図面もあるので、カスタマイズが面倒という人はあらかじめ用意された機体構成を利用することも可能です。また、オンラインに接続すれば他の人が公開したIDから機体などをダウンロードすることもできるので、SNSなどでオススメの機体構成を教え合ったりできます。すでに、Xで検索するとたくさんの人が思い思いの機体構成や自作エンブレムを共有していました。


ひとつ前の記事と今回の記事では、「AC6」がどんな感じのゲームなのか知りたい人や、買おうか迷っている人向けにAC6の主な要素を取り上げてきました。3本目に掲載する記事では、AC6がこれまでのアーマード・コアとどう違うのかや、プレイして気がついたAC6ならではの魅力をピックアップしていきます。

「アーマード・コアVI ファイアーズオブルビコン」の過去作との違いやフロム・ソフトウェアらしさ全開なポイントを語ってみた - GIGAZINE

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in レビュー,   動画,   ゲーム, Posted by log1l_ks

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