MicrosoftがPlayStation向けに「Call of Duty」の供給を継続することでSIEと合意

Microsoftによる、人気FPS「Call of Duty」シリーズの開発元・Activision Blizzard買収計画を巡る争いで、CoDのPlayStationへの供給にMicrosoftとSIEが合意したことがわかりました。

Sony agrees to 10-year Call of Duty deal with Microsoft - The Verge
https://www.theverge.com/2023/7/16/23792215/sony-microsoft-call-of-duty-cod-deal-signed

Microsoftは2022年1月にActivison Blizzardの買収を発表しました。Activision Blizzardは傘下に多数のスタジオと約1万人の従業員、そして人気FPS「Call of Duty」シリーズなどを抱えていることから、Call of DutyがMicrosoftのXbox独占になるのではないかと懸念されましたが、Xbox部門のトップであるフィル・スペンサー氏は独占する意図を否定しました。

Microsoftのゲーム部門トップが「PlaystationでもCall of Dutyを出し続ける」と発言、Xbox独占疑惑を否定 - GIGAZINE

2022年12月には、Microsoftと任天堂の間で、Call of Dutyを10年にわたり供給する契約が締結されました。

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一方のSIEは、Microsoftが過去にベセスダ・ソフトウェアの親会社・ゼニマックスを買収した際、欧州委員会の承認を裏切る形で「Starfield」のPlayStation向け供給を打ち切ったことがあるとして、慎重な姿勢を取っていました。

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今回の合意について、スペンサー氏は「世界中のプレイヤーが、自分の好きなゲームをプレイできる選択肢が増える未来を楽しみにしています」とコメントしました。