Google Pixel Foldはパカッと開いた大画面でYouTubeの4K映像を何時間楽しめるのか？

Google純正のスマートフォン「Pixel」シリーズ初となる折りたたみ可能なスマートフォン「Google Pixel Fold」が、2023年7月31日(月)に登場します。外部カバーに縦長のディスプレイがあり、開くと内部に搭載されたディスプレイでコンテンツを楽しむことができます。また、Pixel Foldに搭載されているAndroid 13は折りたたみ可能スマートフォンにも最適化されているということで、実際にどんな感じで使えるのかを実際に触って確かめたりベンチマークを走らせたりしてみました。

Google Pixel Fold 折りたたみスマートフォン - Google ストア
https://store.google.com/jp/product/pixel_fold?hl=ja

Pixel Foldがどういう見た目なのか、そのサイズをPixel 7と比較しながらチェックしたのが以下の記事。

Google純正の折りたたみ型スマホ「Google Pixel Fold」フォトレビュー、しっかりした作りでかなりの重量感 - GIGAZINE

そして、実際に折りたたみ型スマートフォンであるPixel Foldでブラウジングや文字入力、動画視聴をしてみた感想は以下の記事にまとめられています。

1つのディスプレイに2つの画面を表示できる「Google Pixel Fold」実機使用レビュー、折りたたみスマホというより「2つ折りできるタブレット」な印象 - GIGAZINE

さらに以下の記事では、Pixel Foldを持ち歩き、iPhone 14 Pro Maxとも比較しながらいろんなところで写真を撮りまくっています。

Google初の純正折りたたみスマホ「Google Pixel Fold」で写真を撮りまくってみたよレビュー - GIGAZINE

というわけで、数日かけて使い倒した結果、バッテリーが0％になってしまったので充電をすることに。充電はUSB Type-C接続で、バッテリー容量は標準4821mAhです。

バッテリーの状態を監視できるアプリ・Battery Mixを使って、充電しながらバッテリーの残量をチェックしてみました。0％から100％までフル充電できるまでは、急速充電も使っておよそ2時間でした。

今度は、YouTubeの4K映像を何時間再生できるのかを確認してみました。ディスプレイを開いた状態でフル画面に切り替え、音量とディスプレイの輝度は最大に設定しています。午後5時52分頃から再生をスタート。

再生開始からおよそ6時間40分が経過した12時33分に、バッテリー残量10％まで消費し、スーパーバッテリーセーバーをオンにするかどうかの確認が表示されました。

そして、再生開始から7時間23分が経過した1時15分頃にシャットダウンして画面が真っ暗になりました。

Pixel Foldでバッテリーが切れて電源が落ちるまで4K映像を再生したところをタイムラプスで撮影したムービーを以下から見ることができます。

【検証】Google Pixel FoldでYouTubeの4K映像を輝度＆音量最大で流し続けると何時間でバッテリーが切れるのか？ - YouTube

Battery Mixでバッテリー残量の推移を見るとこんな感じ。デバイスの温度(茶色い折線)は最大で40度近くまで上がっています。今回は4K映像を最大輝度・最大音量で再生するという極端な条件でしたが、普段使いの範囲であれば、バッテリーはもっと持ちます。Googleは公式の技術仕様で「バッテリー駆動時間は24時間以上で、最長だと72時間のバッテリー駆動時間」としており、実際に使い倒していた時は「写真やムービーを撮る」「YouTubeを見る」「ブラウザでウェブサイトを閲覧する」「ゲームをする」くらいで、1日半はバッテリーが持続しました。

Google Pixel Foldは記事作成時点では予約受付中で、価格は税込25万3000円となっています。