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Twitterが「メディアが有料記事を1本ずつ販売できるシステム」を5月から導入


Twitterのイーロン・マスクCEOが、メディア側が用意している月ごとの有料サブスクリプションプランを回避し、記事ごとに課金することで有料記事を読めるようになるシステムを5月から導入すると発表しました。

Twitter will let media publishers charge per article starting in May - The Verge
https://www.theverge.com/2023/4/30/23705561/twitter-pay-per-article-microtransactions


2023年4月30日、イーロン・マスクCEOは自身のTwitterアカウントで「来月公開されるこのプラットフォームにより、メディアパブリッシャーはワンクリックで記事ごとにユーザーに料金を請求できるようになります。これにより、月額サブスクリプションにサインアップしたくないユーザーがたまに記事を読みたいと考えたときには、月額サブスクリプションより高い料金を支払うことで1本の記事を読めるようになります。メディア側とユーザー側の両方にとって大きなメリットが生まれるはずです」とツイートしました。


Twitter経由で有料記事を販売できるようになるわけですが、メディア側はTwitterに売上の何%を支払わなければならないのか、その他のメディア側が従わなければならない条件は存在するのかなどは不明です。

海外メディアのThe Vergeは「Twitterは長年のユーザーを遠ざけ、メディア組織を敵に回してでも、収益を上げようと競争しているようです」と指摘。


なお、Twitterはこれとは別にクリエイターがTwitter上で収益化を図れる「サブスクリプション」という機能を導入しており、マスクCEOのアカウントは単体で月1400万円以上の売上を記録していることが明らかになっています。

イーロン・マスクはTwitterサブスクで月1400万円以上の売上を記録していることが明らかに、ただしフォロワーのサブスク購読率はわずか0.018% - GIGAZINE


サブスクリプション機能や有料記事を単体で購入できるようにする機能は、Twitterの苦しい経営状況を改善するために、より多くのクリエイターをTwitterに呼び込むための施策であるとThe Vergeは指摘しています。

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in ネットサービス, Posted by logu_ii

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