レビュー

ノイズ抑制機能やクリアな音声出力が可能で最大5台連結可能なAnkerのマイク内蔵スピーカー「AnkerWork SR500 Speakerphone」を使ってみた


会議室などの広いスペースでの利用を想定して作られた、最大5台の連結接続が可能で、ノイズ抑制機能やオートゲインコントロール機能を搭載したAnkerのマイク内蔵スピーカー「AnkerWork SR500 Speakerphone」が2023年1月13日(金)に登場します。この「AnkerWork SR500 Speakerphone」を一足先に使う機会を得たので、実際に使ってどんなスピーカーになっているのか確かめてみました。

AnkerWork SR500 Speakerphone
https://us.ankerwork.com/products/a3311-ankerwork-sr500-conference-speaker

「AnkerWork SR500 Speakerphone」はこんな感じの箱に入っています。


フタを開けるとAnkerwork SR500 Speakerphoneの本体が現れます。


中には、Ankerwork SR500 Speakerphone本体のほか、安全のしおりやクイックスタートガイド、USB Type A端子をUSB-C端子に変換するコネクタ、3mの電源アダプター、アダプターに装着するプラグ、3mのUSB Type A-USB Type Cケーブル、カテゴリー6のLANケーブルが入っていました。


これが「AnkerWork SR500 Speakerphone」本体です。


AnkerWork SR500 Speakerphoneのサイズは幅20.4cm×縦12.0cm×厚さ3.9cmです


重さは578gです。


本体天面には左から着信の拒否・通話の終了、音量ダウン、ミュート・ミュート解除、音量アップ、着信の応答ボタンとスタンバイランプが確認できます。


本体左側面には、ケンジントンロック装着用のスロットを搭載し、盗難を防止することができます。


本体右側面にはボタン類はありません。


本体の上側面にもボタン類はありませんが、本体に搭載されているマイク8つのうち4つが確認できます。


下側面も同様にボタン類はなく、4つのマイクが確認できます。


本体裏側はこんな感じ。右側には前のスピーカーに接続するための入力ポートと電源ポートがあり、左側にはPCに次のスピーカーに接続するための出力ポートとPCに接続するためのUSB-Cポートが確認できます。


Ankerwork SR500 Speakerphoneには、「リンクモード」が搭載されており、LANケーブルをそれぞれ入力ポートと出力ポートに接続してPoE接続を行うことで、Ankerwork SR500 Speakerphoneを最大5台までリンクすることができ、大規模な会議室などの利用の際にも集音範囲を広げることが可能です。

Ankerwork SR500 Speakerphoneを使用するにはまず、電源アダプターを組み立てる必要があります。付属のプラグを電源アダプターのピンに合わせ、カチッという音がしてロックがかかるまで時計回りにプラグを回転させます。


次に組み立てた電源アダプターをコンセントに挿し込みます。


電源アダプターのコードをAnkerwork SR500 Speakerphoneに接続します。


Ankerwork SR500 Speakerphoneには電源ボタン等はなく、コードを挿すと自動的に電源がオンになり、本体上面のLEDインジケーターが白に点灯します。


付属のUSB Type A-USB Type CケーブルのType A側をPCに挿し込みます。


最後に、Type C側を本体に差し込むことで、Ankerwork SR500 SpeakerphoneとPCの接続は完了します。なお、Ankerwork SR500 SpeakerphoneはBluetooth等の無線接続には対応しておらず、有線接続が必須です。


音量を調整したい場合は音量アップ・ダウンボタンを押します。音量の大きさによって、LEDインジケーターの光る範囲が変化します。


中央のミュートボタンを押すと、インジケーターが赤色に点灯し、Anker SR500 Speakerphoneのマイクをオフにすることができます。


Ankerwork SR500 Speakerphoneには、Ankerの独自技術である「VoiceRadar 2.0」が搭載され、環境をAIが自動で識別し、バックグラウンドノイズを抑制することでクリアな音声を届けるとのこと。

そこで、Ankerwork SR500 Speakerphoneのノイズ抑制技術を確認するために、サーキュレーターの電源を入れたり消したりしながら録音を行いました。比較対象はノートPC内蔵マイクです。


検証を行ったムービーが以下。PC内蔵マイクで録音した音声には「ゴーッ」という風切り音が入っているのに対し、Ankerwork SR500 Speakerphoneで録音した音声は風切り音が抑えられ、バックグラウンドノイズが抑制されていることが確認できます。

Ankerwork SR500 Speakerphoneのノイズ抑制機能をテストしてみた - YouTube


Ankerwork SR500 Speakerphoneは合計8つのマイクで高い集音性とノイズ除去技術を実現しており、クリアな音声を届けることができます。しかし、無線での接続には対応していないため、配線には多少工夫が必要となります。


Ankerwork SR500 SpeakerphoneはAmazon.co.jpで税込3万9990円で購入可能です。

Amazon.co.jp: AnkerWork SR500 Speakerphone 会議用マイクスピーカー AI ノイズキャンセリング VoiceRadar 2.0搭載 ディープラーニング 5台連結可能 最大50人まで対応 マイク8個内蔵 48kHz 有線接続 オンライン会議 会議用システム ウェブ会議 テレビ会議 ビデオ会議 : パソコン・周辺機器

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in レビュー,   動画, Posted by log1r_ut

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