初対面の人に好印象を与えるには「話しすぎ」だと思うくらい話しまくる方がいい
初対面の人と話す時、「あまり出しゃばって話しすぎない方が好感を持たれるだろう」と考え、あえて口数を少なくした経験があるかもしれません。ところが、新たな研究では「人々は思っているよりたくさん話した方が好感を持たれやすい」という結果が示されました。
Speak Up! Mistaken Beliefs About How Much to Talk in Conversations - Quinn Hirschi, Timothy D. Wilson, Daniel T. Gilbert, 2022
https://doi.org/10.1177/01461672221104927
People think they should talk less to be liked, but new research suggests you should speak up in conversations with strangers
https://theconversation.com/people-think-they-should-talk-less-to-be-liked-but-new-research-suggests-you-should-speak-up-in-conversations-with-strangers-188196
シカゴ大学の意思決定研究センターの主任研究員であるQuinn Hirschi氏らの研究チームは、「初対面の人と話す時」に人々が適切だと思う発言量と、実際に会話した相手に抱く好感についての研究を行いました。
まず、研究チームが「初対面の人と1対1で話す時、相手に好感を持たれるにはどれくらい話すべきか」を尋ねたところ、一般的に「会話全体の45%程度」とやや控えめな数字を挙げる傾向があったとのこと。つまり、多くの人々は「相手よりしゃべりすぎない方が好感を持たれやすいだろう」と考えているというわけです。
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