Twitterにポッドキャスト機能が登場
現地時間の2022年8月25日から、Twitterの「スペース」機能の一部としてポッドキャストが統合されることが発表されました。
Listen up: Podcasts are coming to Twitter
https://blog.twitter.com/en_us/topics/product/2022/listen-up-podcasts-are-coming-twitter
Twitter is becoming a podcast app - The Verge
https://www.theverge.com/2022/8/25/23321940/twitter-podcast-spaces-spotify-apple
Twitter Stops Pretending Spaces Aren't Podcasts | PCMag
https://www.pcmag.com/news/twitter-stops-pretending-spaces-arent-podcasts
Twitterの音声会話機能であるスペースに、ポッドキャスト機能が統合されました。ポッドキャスト機能について、Twitterは「オーディオクリエイターへの投資を継続するためのもうひとつの新しい方法となる」と説明しています。
新しくなったスペースハブでは、ニュース・音楽・スポーツなどの特定のテーマごとにオーディオコンテンツをグループ化することで、ユーザーが好みのオーディオコンテンツにアクセスしやすくなるよう設計されています。このスペースハブでは、Twitterユーザーが配信中のスペースだけでなく、ポッドキャストも公開されることとなります。Twitterの独自調査によると、アメリカのTwitterユーザーの45%が毎月ポッドキャストを聞いているそうで、これがTwitterにポッドキャストを統合する契機となった模様。
新しくなったスペースハブの見た目はこんな感じ。
ライブ配信中のスペースとポッドキャストが一緒に並ぶこととなりますが、ライブ配信中のスペースは「LIVE」表記で識別できるようになっています。
スペースハブではTwitterがユーザーに適したポッドキャストを自動で提案してくれます。Twitterは自動提案機能の一例を、「Twitterで定期的にVox関連のコンテンツをチェックしている場合、スペースハブでVox関連のポッドキャストが表示されることとなるでしょう」と説明しています。
Twitter上でポッドキャストを配信予定のVox Mediaで音声担当ゼネラルマネージャーを務めるレイ・チャオ氏は、「Kara SwisherとScott Gallowayによるポッドキャスト対談番組である『Pivot』、毎日のニュースを解説する『Today, Explained』、元連邦検事のプリート・バララが時事ニュースの法的側面を解説する『Stay Tuned with Preet Bharara』などを、Twitterというポッドキャストファンにとっての刺激的な新境地で提供できることに興奮しています」とコメントしました。
ポッドキャストで「高評価」もしくは「低評価」を付けることで、ユーザーにオススメされるポッドキャストの内容が変化することとなります。それだけでなく、Twitterのシニアプロダクトマネージャーであるエバン・ジョーンズ氏によると、Twitterのスペースタブでオススメされるコンテンツはユーザーの関心に基づいており、「ユーザーがフォローしている人々が興味を関心を持つコンテンツ」もオススメコンテンツに関わってくるとのことです。
なお、Twitterのポッドキャスト機能はiOSアプリとAndroidアプリで英語圏のユーザー向けにまずはサービス提供されることとなります。
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