ウェブブラウザ「Vivaldi」のメールクライアントが7年かけてバージョン1.0に
2022年6月9日、ウェブブラウザのVivaldiに搭載されたメールクライアント「Vivaldi メール」のバージョンが1.0となりました。2015年に発表され、段階的に改良が行われてきたメールクライアントがついに正式版となった形です。
Vivaldi メール 1.0 登場 パワフルなメールクライアントをブラウザに内蔵 | Vivaldi Browser
https://vivaldi.com/ja/blog/vivaldi-mail-calendar-feed-reader-are-here/
Vivaldi email client reaches version 1.0 • The Register
https://www.theregister.com/2022/06/09/vivaldi_mail/
Vivaldi メールはVivaldiの強みである「カスタマイズ性」を重視してデザインされており、メーリングリストやスレッドの自動検知、強化された検索機能など、「かゆいところに手が届く機能」が満載されているとのこと。IMAPとPOP3に対応し、複数アカウントの一括管理やメールのオフライン検索なども可能です。
Vivaldi メールを使うには、「設定」の「一般」タブの下部にある「メール、カレンダー、フィード機能を有効にする」にチェックを入れます。
これで設定に「メール」タブが追加され、Vivaldi メールが利用可能になります。
Vivaldiの開発元は「今日、約40億人もの人がメールを利用していて、2024年には 45億人に達すると考えられています。メールの利用者が増えるにつれ、その利用方法も多彩になっています」「(Vivaldi メールで)メールの管理がこれまで以上に便利になるでしょう」と述べました。
・関連記事
Operaの元CEOによる高機能ブラウザ「Vivaldi」のバージョン4.0がリリース、翻訳機能・メール・カレンダー・RSSリーダーを実装 - GIGAZINE
Operaの元CEOによる高機能ブラウザ・Vivaldiが「ユーザーエージェント文字列をChromeに見せかける」ことを余儀なくされた理由とは? - GIGAZINE
Operaの元CEOが開発したシンプルなUIながらも高機能なブラウザ「Vivaldi」プレビュー版レビュー - GIGAZINE
Operaの元CEOが開発した高機能ブラウザ「Vivaldi」のAndroidベータ版がリリース - GIGAZINE
・関連コンテンツ