TrelloでGoogleドライブ内のGoogleスプレッドシート・Googleドキュメントの更新日時やユーザー名をリアルタイム表示する「Google Drive Power-Up for Trello」を有効にする方法
GIGAZINEの有料会員向けに2000年4月~2006年2月頃までのGIGAZINE初期の過去ログを追加する作業をしているわけですが、その管理にTrelloとGoogleスプレッドシートを使っています。その際に「Trelloの添付ファイルとしてGoogleスプレッドシートを追加した際、スプレッドシート自体の更新情報もリアルタイムで表示し反映しておきたい」ということになったので、Trello標準のPower-Upとして用意されている「Google Drive Power-Up for Trello」を有効にする手順をまとめてみました。
連携していない状態でリンクを添付すると、以下のようにアイコンが表示されるだけなので、「Google Driveを有効化」をクリック
「Power-Upを有効にする」をクリック
ボード上部に「Google ドライブ」ボタンが表示されるのでクリックすると、「承認」ということで以下のように表示された場合、Chrome側でローカルストレージの有効化が必要なのでさらに追加作業が必要です。
アドレスバーに chrome://settings/cookies と入力してChromeの設定の「プライバシーとセキュリティ」にある「Cookie と他のサイトデータ」を開き、「常にCookieを使用できるサイト」の中にある「追加」をクリック
[*.]trello.com を入力後、「このサイトでサードパーティのCookieを許可する」にチェックを入れ、「追加」をクリック
以下のように表示されれば成功
改めてGoogleスプレッドシートを添付ファイルとして追加した部分を見て「Google Driveと接続したときさらに表示」をクリック
連携させたいのGoogleアカウントを選んでクリック
「許可」をクリック
すると以下のようにして作成日時や更新日時、さらに誰が修正したのかというユーザー名がリアルタイムで表示されるようになります。「あのスプレッドシートはちゃんと更新されているかな~」というのがTrello上から確認可能になります。
また、この作業を行うと「Google ドライブ」ボタンをクリックして直接Googleドライブ内にファイルやフォルダーを投入できるようになるだけでなく、さらにTrelloのカード名をそのまま使ってスプレッドシートなどが直接作成可能になります。「作成して追加」をクリック。
以下のようにして「Googleドキュメントの作成」「Googleドローイングの作成」「Googleスライドの作成」「Googleスプレッドシートの作成」「Googleフォルダの作成」が追加されます。
クリックするとカード名がそのまま各ファイル名となり、自動的にカードへ新規作成したファイルへのリンクも添付されるため、手間が大幅に短縮されるというわけです。
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