2022年05月02日 19時00分動画

自分の周りを自動で飛び回って写真や動画を撮影してくれる自撮り用小型ドローンカメラ「Pixy」が話題に

SNSなどに投稿する自撮りを撮影したい時、自分だけではうまく引きの構図で撮影できなくて困ったり、誰かに頼もうとしても周囲に人がいなかったりすることがあります。自撮り用小型ドローンカメラの「Pixy」は、事前の設定に合わせて自律飛行して被写体の周囲を飛び回ってくれるため、自分の手がふさがらず手軽に自撮りができるドローンカメラとなっています。

Meet Pixy: Snap's Mini Drone Camera
https://pixy.com/

About Pixy – Pixy
https://support.pixy.com/hc/en-us/articles/5039935499924-About-Pixy

Pixyがどのような小型ドローンカメラになっているのかは、以下のムービーを見るとわかります。

Meet Pixy - YouTube

眺めのいい海岸を訪れた女性たち。

1人の女性が取り出したのは、自律飛行して自撮りができる小型ドローンカメラ「Pixy」です。重量はバッテリー込みで約101g、寸法は縦131.7mm、横106mm、高さ17.6mmとのこと。

手のひらにのせてボタンを押すとPixyはモーター音を立てて離陸し、ホバリング状態になりました。

Pixyには小型カメラが搭載されており、空中に浮かんだ状態で写真や動画を撮影してくれます。そのおかげで、以下のように3人全員を無理なくフレームに収めることができます。写真の画質は標準で12MP、動画は標準画質が2.7Kで最大30FPSでの撮影が可能とのこと。

Pixyはホバリングでその場にとどまるだけでなく、ぐるっと被写体の周囲を回ったり……

移動する被写体を追尾したりすることも可能。

カメラを手に持ったままでは再現できない画角で撮影することができます。16GBのフラッシュストレージを搭載しており、最大で100本の動画と1000枚の写真を撮影できるとのことです。

撮影が終わると、Pixyは自動で手のひらの上に戻ってきます。

Pixyは写真共有アプリであるSnapchatと連携し、撮影した写真や動画をSnapchatの写真・動画保存機能である「メモリーズ」にワイヤレスで送信するとのこと。撮影した写真や動画はSnapchatで編集を施し……

そのまま共有することが可能です。また、撮影した動画は垂直方向と水平方向の両方でエクスポート可能なため、プラットフォームに合わせた形式で投稿できるようになっています。

Pixyの飛行モードを設定する方法は、以下のムービーで説明されています。

Meet Pixy - Learn to Fly - YouTube

Pixyは前面にあるフロントカメラで写真や動画を撮影します。

下面のカメラは飛行ナビゲーション用で、撮影に使われるわけではない模様。

飛行モードは上面にあるダイヤルで調節可能で……

被写体の前でホバリングする「Hover(ホバー)」

被写体から次第に遠ざかっていく「Reveal(リヴィール)」

被写体を追尾する「Follow(フォロー)」

被写体の周囲をぐるりと回る「Orbit(オービット)」

これら4種類の飛行モードのいずれかを事前に設定すれば、後は手を離すだけで自律飛行して撮影してくれるというわけです。

Pixyの充電方法は以下のムービーを見るとわかります。

How to Charge your Pixy - YouTube

Pixyのバッテリー残量は下面にあるインジケーターランプで確認可能。

付属のUSB-Type Cケーブルを使って充電すると、80％まで充電するには約20分、フル充電には約40分かかります。1回の充電でPixyは5～8回ほど飛行できるとのこと。

また、バッテリーは取り外し可能となっており……

バッテリー単体で充電することもできます。

そのため、出先でバッテリーが切れてしまった場合でも、充電済みのバッテリーと交換すればそのまま使い続けることが可能です。

なお、Pixyの販売価格は本体・充電用USB-Type Cケーブル・替えのバッテリー・バッテリー単体のチャージャー・持ち運び用ストラップのセットで249.99ドル(約3万2600円)。記事作成時点では、アメリカとフランスのみで入手可能とのことです。

Shop Pixy: Order Your Pixy
https://pixy.com/shop