リフレッシュレート500Hz超えの液晶ディスプレイが登場
シューティングゲームや格闘ゲームではゲーム画面を表示するディスプレイに高い性能が求められており、「1秒間に画面を更新できる回数」を示すリフレッシュレートは特に重視されています。記事作成時点で流通しているゲーミングモニターやゲーミングノートPCの中には360Hzという高いリフレッシュレートを備えたものも存在していますが、新たに大手液晶パネルメーカーのBOEがリフレッシュレート500Hz超えの液晶ディスプレイを発表しました。
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https://t.cj.sina.com.cn/articles/view/5899531978/v15fa3b6ca01900xr3f
BOE reveals 27-inch FHD 500 Hz+ gaming display, the world's highest refresh rate ever in a display
https://wccftech.com/boe-reveals-27-inch-fhd-500-hz-gaming-display-the-worlds-highest-refresh-rate-ever-in-a-display/
ディスプレイの性能には解像度や最大輝度など多様な要素が存在しますが、その中でもリフレッシュレートは反応の素早さに直結するため、シューティングや格闘といったジャンルのゲームをプレイするユーザーにとっては非常に重要な要素とされています。このため、各メーカーは高リフレッシュレートなディスプレイの実現にむけて研究開発に取り組んできました。
そんな中、BOEは技術発表会「BOE Innovation Exchange」を開催し、500Hz超えのリフレッシュレートを備えたディスプレイを発表しました。このディスプレイは27インチ・フルHDの画面を搭載していることも明かされています。
上記のディスプレイはBOEが開発した「低消費電力な酸化物半導体をディスプレイの生産に用いる技術」と共に発表されており、500Hz超えのディスプレイの他にも110インチの8K・120Hzディスプレイなどが発表されました。
なお、記事作成時点では上述の製品の価格や発売日は不明となっています。
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