Edgeに「Chromeのダウンロードを中止するように必死で促す新機能」が追加、実際の画面はこんな感じ
Windows 11ではMicrosoft Edge以外のブラウザを既定のブラウザに設定する操作が非常に面倒になっています。新たに、Microsoft Edgeに「Google Chromeのインストールを中止するように促すポップアップ」を表示する機能が追加されたと報じられました。Microsoft EdgeがGoogle Chromeのダウンロードを阻止するようなポップアップを表示するのかを実際に確かめてみました。
Microsoft says its own Edge browser is more trustworthy than "so 2008" Google Chrome - Neowin
https://www.neowin.net/news/microsoft-says-its-own-edge-browser-is-more-trustworthy-than-so-2008-google-chrome/
Microsoft Edgeを記事作成時点で最新バージョンであるバージョン96.0.1054.43にアップデートしました。
問題のポップアップを見るために、Googleのトップページにアクセスしてから入力欄に「Google Chrome」と入力して「Google検索」をクリックしてみます。
表示された検索結果からGoogle Chromeのページをクリック。
Google Chromeのダウンロードページを開くと、画面の右上に「Microsoft EdgeはChromeと同じテクノロジで実行され、そこにMicrosoftの信頼性が追加されます」と記されたMicrosoft Edgeの利用を推奨するポップアップが表示されました。
テクノロジー関連メディアのNeowinによると、表示されるポップアップは複数存在するとのこと。 以下のポップアップは上述の日本語ポップアップと同一の内容を英語で記したもので……
Google Chromeが2008年に開発されたブラウザであることを指摘するポップアップも確認されています。
なお、Microsoftが開発する検索エンジン「Bing」でGoogle Chromeを検索すると、「新しいWebブラウザーをダウンロードする必要はありません」というGoogle Chromeのインストール中止を推奨する文章や、Microsoft Edgeの評価の高さをアピールするカードが表示されました。
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