Netflixが全世界や日本の人気映画＆ドラマ上位10作品を毎週発表する「Netflix Top 10」を発表

「NetflixがTOP10を選出する基準については、『そんなバカな……』『うそっぱちだ』『いいとこ取りだ』『いいかげんだ』など、これまでさまざまな意見が寄せられてきました」ということで、2021年11月16日(火)に、Netflixが新基準を使った「NetflixのTOP10」を発表しました。NetflixのTOP10は全世界や国別の人気作品トップ10を示すもので、毎週火曜日に更新されるとのことです。

Netflix Top 10 - Global
https://top10.netflix.com/

About Netflix - 新基準を採用し、毎週更新の「NetflixのTOP10」ウェブサイトが運用開始される"10の理由"
https://about.netflix.com/ja/news/new-top-10-on-netflix

About Netflix - 毎週更新の「NetflixのTOP10」について知っておきたい10のこと
https://about.netflix.com/ja/news/top-10-things-about-netflix-top-10

「Netflix Top 10 - Global」にアクセスするとこんな感じ。デフォルトの状態では「映画(英語)」に絞ってトップ10が表示される形です。

画像直下には2021年11月8日から14日までの1週間におけるトップ10がリストされます。「毎週更新の『NetflixのTOP10』について知っておきたい10のこと」によると、毎週月曜から日曜まで1週間の視聴時間が集計され、翌週火曜日にTOP10リストが更新されるとのこと。左から、映画のタイトル・トップ10入りした週の数・視聴時間が表示されています。全世界のくくりで見ると「レッド・ノーティス」がダントツの1位で、「ラブ・ハード」「ザ・ハーダー・ゼイ・フォール: 報復の荒野」「アーミー・オブ・シーブズ」と続きます。

またトップ10の下には、同期間中にトップ10タイトルがランクインした国が表示されています。

例えばレッド・ノーティスはアメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、オセアニアなどさまざまな地域・国でランキングしています。

一方で、ニコラス・ケイジ主演の「コード211」はアメリカのみで人気の模様。

さらに、トップページ上部の「Or, see Top 10 lists by country」をクリック。

ここから全世界の映画トップ10を国別の映画トップ10に切り替えたり、映画ではなくテレビ番組のトップ10を表示したりが可能です。まずはプルダウンメニューで国をアメリカから日本に切り替えてみました。

日本の映画トップ10に切り替えるとページはこんな感じで変化。

ランキング1位は、先ほどと同じく「レッド・ノーティス」ですが、 塩田武士原作、小栗旬主演の「罪の声」や、ヴィン・ディーゼル主演の「ブラッドショット」、韓国映画の「悪人伝」、森山未來主演の「ボクたちはみんな大人になれなかった」などがランクインしており、全世界版とはかなり内容が違います。

トップ10の下には全世界版と同様に、トップ10作品が、日本以外のどこで人気なのかが示されています。

また、映画ではなくテレビ番組のトップ10を表示させることも可能。

映画はトップ10入りが1～2週間ほど続くことがほとんどでしたが、テレビ番組の場合は20週間もトップ10入りが続くなど、人気が長期化しやすいようです。2021年11月8日から14日までの集計で最も人気なのは「イカゲーム」で9週間連続トップ10入り。「愛の不時着」と「梨泰院クラス」は20週間連続でトップ10しているという人気となっています。なお、テレビドラマの場合は1シーズンを1作品として集計しているとのことで、複数シーズンにわたる場合、それぞれが別作品としてカウントされています。

なお、ページ下部から「全世界リスト」「国別リスト」「最人気作品のリスト」をTSVファイルとExcelファイルでダウンロード可能です。