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「Apple Watch Series 7」がどんな風に変化したのかApple Watchの全モデルと比べてみた


2021年10月15日(金)に発売された「Apple Watch Series 7」は、ケースサイズが大きくなりディスプレイもよりベゼルが小さな大画面のものに進化しています。実際これまでのApple Watchと比べてSeries 7はどんな風に見た目が変化したのか気になったので、過去モデルと比較してみました。

Apple Watch Series 7 - Apple(日本)
https://www.apple.com/jp/apple-watch-series-7/

以下は左からApple Watch Series(38mmケース)、Apple Watch Series 2(42mmケース)、Apple Watch Series 3(42mmケース)、Apple Watch Series 4(44mmケース)、Apple Watch Series 5(40mmケース)、Apple Watch Series 6(40mmケース)、Apple Watch SE(40mmケース)、Apple Watch Series 7(41mmケース)。ケースサイズは38mmケースが縦38.6mm×幅33.3mm×薄さ11.4mm、40mmケースが縦40mm×幅34mm×薄さ10.7mm、41mmケースが縦41mm×幅35mm×薄さ10.7mm、42mmケースが縦42.5mm×幅36.4mm×薄さ11.4mm、44mmケースが縦44mm×幅38mm×薄さ10.7mm。Series 7の41mmケースはSeries 6の40mmケースと並べて見ると肉眼ではほとんどサイズが変わらないように感じます。


背面はこんな感じ。SeriesとSeries 2とSeries 3、Series 4とSeries 5とSE、Series 6とSeries 7がそれぞれ背面センサー部分の見た目が同じものになっています。実際、背面センサーはSeries 4から第2世代の光学式心拍センサー、Series 6から第3世代光学式心拍センサーとなっているので、背面部分の見た目で光学式センサーがどの世代のものなのか判別可能となっているわけです。


なお、SEはSeries 6と同時に発売となりましたが、背面センサーからわかる通り第2世代の光学式心拍センサーを搭載しています。


第3世代光学式心拍センサーを搭載しているのはSeries 6とSeries 7のみ。なお、どちらも血中酸素濃度を測定するための血中酸素ウェルネスセンサーと、心電図アプリを使用するための電気心拍センサーも有しています。


なお、血中酸素濃度を計測する方法は、以下の記事にまとめられています。

「Apple Watch Series 6」で血中酸素濃度を測定できる「血中酸素ウェルネスアプリ」の使い方まとめ - GIGAZINE


本体左側面のスピーカー&マイク部分は以下のようになっており、Series 7からスリットが1本伸びるだけのデザインに変更されています。


本体右側面にあるサイドボタン&Digital Crownはこんな感じ。Series・Series 2・SEの3つはアクセントなし、Series 3はDigital Crown全体が真っ赤に塗装されており、Series 4以降はアクセントがラインになっています。Series 6からアクセントラインのカラーに赤以外も使用されており、アルミニウムケースのゴールドカラーの場合は白色、Series 7のアルミニウムケース・ブルーカラーの場合はアクセントが青色です。


Series 7では本体下部のスリット部分から「AppleがApple Watchを診断する際に使用する診断ポート」がなくなっています。修理業者のiFixitによると、Series 6まであった診断ポートはSeries 7ではなくなったため、代わりにワイヤレスで端末の診断を行うようになっているとのこと。Appleによると、スピーカーモジュールの再設計と診断ポートの削除により、Series 7ではIP6X等級認定の防塵性能を実現することに成功したそうです。


実際にディスプレイを点灯させて並べてみます。解像度およびケースサイズは初代~Series 3とSeries 4~6は共通なので、Series 2(左)、SE(真ん中)、Series 7(右)を並べてみました。Series 7の41mmケースは解像度が352×430ピクセルでベゼルは1.7mm、SEの40mmケースは解像度が324×394ピクセルでベゼルは3mm、Series 2の42mmケースは解像度が312×390ピクセルでベゼルは4.5mmです。


Series 7の41mmケース(右)をSeries 2の42mmケース(左)と比べると、ケースサイズはコンパクトながら解像度はより高くなっているのがハッキリわかるはず。


Series 6の40mmケース(左)とSeries 7の41mmケース(右)を並べるとこんな感じ。ベゼル幅が3mmから1.7mmに狭くなったことで、筐体の縁までディスプレイが広がっています。

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in レビュー,   モバイル,   ハードウェア, Posted by logu_ii

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