【訃報】アニメ「EDENS ZERO」監督の鈴木勇士さん死去
アニメ「EDENS ZERO」の監督をはじめ、「月が導く異世界道中」「へボット!」「FAIRY TAIL」の絵コンテ・演出などで活躍した演出家の鈴木勇士さんが2021年9月9日に東京都内の病院で亡くなったことが、「EDENS ZERO」最終回放送後に発表されました。
TVアニメ「#EDENSZERO」最終話ご覧いただき、ありがとうございました!シキたちの冒険はまだまだ続いていきます。これからも、応援よろしくお願いします。#エデンズゼロ
— EDENS ZEROプロジェクト公式 (@EDENSZERO_PJ) October 2, 2021
そして今日は、大切なお知らせをお伝えしなければなりません。
【大切なおしらせ】アニメ「EDENS ZERO」の鈴木勇士監督がお亡くなりになりました。謹んでご冥福をお祈り申し上げると共に、ご遺族の方には心よりお悔やみを申し上げます。https://t.co/25Ki58hl1s
— EDENS ZEROプロジェクト公式 (@EDENSZERO_PJ) October 2, 2021
あまりにも突然の訃報に、スタッフ一同未だ信じがたく、深い悲しみの中にあります。本作において鈴木監督には多大なご尽力をいただきました。今は皆様とともに、心からご冥福をお祈りしたいと思います。
— EDENS ZEROプロジェクト公式 (@EDENSZERO_PJ) October 2, 2021
鈴木さんはかつて同人サークル「紅葉ブラシ同好会」の主催として、東方Projectの二次創作作品をニコニコ動画に投稿していたことがあります。
アニメ業界では作画を経て、『FAIRY TAIL』第2期で演出を担当。全身が炎に包まれたアトラスフレイムというドラゴンの登場回を担当し、炎の動きを自ら足していたことから、石平信司監督からは「アトラスフレイムの鈴木さん」として認知されていたとのこと。
『ヘボット!』では、石平監督を支える存在として演出・絵コンテを担当。
『EDENS ZERO』は当初、石平さんにオファーがあった作品。石平さんはスケジュールが多忙だったことから「別に監督を立てる総監督という形であれば」と受諾。「そろそろ」ということで、鈴木さんに監督の白羽の矢が立つことになりました。
石平監督はTwitterで、鈴木さんを「頼れる右腕で相棒でライバル。大切な友」と表現しています。
EDENS ZEROの監督、鈴木勇士が永眠されました。ヘボット!で大活躍の後本作で初監督を務め遺作となりました。頼れる右腕で相棒でライバル。大切な友。今までありがとう。マジお疲れ。今はゆっくり休んでくれ。最後に飛ばしたLINE届いたか?そっちでネタためとけよ。忘れねえ。来世でな。また遊ぼうぜ。
— 石平信司(脂) (@dmpmutation) October 2, 2021
また、『EDENS ZERO』原作者の真島ヒロさんも追悼ツイートを行っています。
素敵な作品に仕上げてくれた鈴木監督には感謝しかありません。ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。
— 真島ヒロ (@hiro_mashima) October 2, 2021
『ヘボット!』公式アカウントもツイートしていました。
『ヘボット!』で演出/絵コンテを担当された鈴木勇士さんが、2021年9月9日にお亡くなりになりました。
— ヘボット!【公式】 (@HEYBOT_official) October 3, 2021
謹んで、ご冥福をお祈り申し上げます。
本当にお世話になりました。
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