取材

「牙狼 -紅蓮ノ月-」雷吼役・中山麻聖らが晴明神社で受けた祈祷式レポート


特撮ドラマ、映画、アニメといくつもの作品が映像化されてきた「牙狼〈GARO〉」の最新作として、2015年10月からテレビアニメ「牙狼 -紅蓮ノ月-」の放送がスタートします。テレビアニメとして2作品目の本作は、中世ヨーロッパ風だった前作とはうってかわって平安時代という設定。キャラクターデザインを「TIGER&BUNNY」(キャラクター原案)「ZETMAN」「I"s」「ウイングマン」などで知られる桂正和さんが担当。イメージも大幅に変わっています。

その「牙狼 -紅蓮ノ月-」で主役・雷吼(らいこう)役を担当する中山麻聖さん、桂正和さん、アニメーション制作会社MAPPAの丸山正雄さんらが、京まふに合わせて、晴明神社で祈祷式を行いました。

「牙狼-紅蓮ノ月-」GAROアニメシリーズ第2弾!
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アニメ牙狼公式【炎の刻印/紅蓮ノ月】(@anime_garo)さん | Twitter
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晴明神社は京都市上京区晴明町806にある、安倍晴明を祀った神社。


境内の最も奥に本殿があります。


このように、いたるところに「☆」印がついています。この五芒星は「晴明桔梗」と呼ばれる紋。


境内左手側には安倍晴明公像。


祈祷は本殿前にて行われました。


写真右奥が本殿。


玉串を受ける中山さん。


神職が大麻(おおぬさ)を振ります。いわゆる「ご祈祷」という言葉のイメージに近いのは、この大麻を振っているところかも。


ご祈祷は約20分ほどで終了です。


Q:
祈祷式に参加してみてどうでしたか?

雷吼役・中山麻聖さん(以下、中山):
安倍晴明様の前に改めてきてみて、背筋がぴっと正された気がします。これから始まる収録も、身を引き締めて、堂々と走り抜けていきたいです。

金時役・矢島晶子さん(以下、矢島):
こうした「お祓い式」に参加するのは初めてだったので、緊張しました。とても厳かな気持ちになりました。せっかくお祓いしていただいたので、清い心を持ち、その気持ちを持ったままアフレコに臨んで、いいお芝居をすることで、みなさんに作品に親しんでいただけたらと思います。

キャラクターデザイン 桂正和さん(以下、桂):
身の引き締まる思いです。

Q:
ファンのみなさんに一言メッセージをお願いします。

中山:
今回の「牙狼 -紅蓮ノ月-」は雨宮慶太監督の世界観、桂正和さんのキャラクターデザイン、さらに平安京という世界観が融合して、新たな素敵な「牙狼」の物語が描かれるので、楽しみに見ていただきたいです。また、これまでの「牙狼」を見たことがないという人、また、普段アニメーションを見ないという人も、これを皮切りに見ていただけたらと思います。

矢島:
「牙狼 -紅蓮ノ月-」は、前作のアニメの続きではない、設定の違う作品です。とても魅力的なキャラクターがたくさん出てきますが、何しろ面白いのは「星明」と私がサポートする「雷吼」のやりとりで、いつも見所満載ですので必ず見ていただきたいです。私の演じる「金時」は、そんな2人の間にいられるだけで幸せなので、その幸せを感じつつ私も演じております。この2人、面白いですよ♪ 他にも、かっこいいキャラクターがたくさん出てきて、色んな面で楽しめると思いますので、よろしくお願いします。

桂:
平安時代という設定ですが、あまり時代を気にすることなく自由にデザインしたので、そこを楽しんでいただければと思います。

爽やかな笑顔で質問に答えてくれた中山さん。


このあと、桂さん、中山さん、矢島さんの3人は絵馬を奉納しました。


本殿前での集合写真。


MAPPAの丸山さんと桂さんは、御利益を願ってか、晴明公像の足をなでていました。


「牙狼 -紅蓮ノ月-」は2015年10月9日(金)からテレビ東京系列6局ほか、スターチャンネル(BS)、ファミリー劇場(CS)で、連続2クールの放送が始まります。

2015/09/28追加:
「京まふ2015」2日目にみやこめっせ1階のオープンステージで行われた、「牙狼 -紅蓮ノ月-」スペシャルトークステージの様子を追加しました。


登壇したのはメインキャラクターデザインを担当した漫画家の桂正和さん(左から2人目)、雷吼役の中山麻聖さん(同3人目)、金時役の矢島晶子さん(右端)、イベント司会として宣伝担当の戸堀さん(左端)。まず、公開されているPVを見てから、トークが行われました。


【特報PV】「牙狼 -紅蓮ノ月-」本編カット入りPV到着!/GARO PROJECT#87 - YouTube


雷吼役を務める俳優の中山さんは、「牙狼<GARO>」実写ドラマシリーズの第4弾である「牙狼<GARO>-魔戒ノ花-」で主人公・冴島雷牙役を演じており、今回は雨宮慶太総監督からのご指名だったとのこと。桂さんは雨宮監督と古くからの知り合いということもあり、この「魔戒ノ花」に絵描き役で出演しているため、実は本アニメよりも前から一緒に牙狼に携わっていた仲です。


ちなみに、桂さんは前作アニメ「牙狼<GARO>-炎の刻印-」にも出演経験あり。そして、この「炎の刻印」には矢島さんも出ていた……ということで、ステージ上の3人はすべて過去の牙狼シリーズにも縁があります。

「魔戒ノ花」でのアフレコで「声をあてる」という経験のある中山さんですが、自分の動きにあわせて声をあてるのではなく、アニメキャラクターに対して声をあてるのは初ということで、緊張したそうです。


一方、声優歴27年の矢島さんも、こうした「独特な世界観を持った作品」に関わることは久しぶりのために緊張したとのこと。それぞれの声は、メインキャラクターデザインを担当した桂さんが聞いても違和感がないもので、さすがのキャスティングだと感心していました。


最後に、中山さんは雷牙に続いて2度目の黄金騎士役となることに触れつつ、「気を引き締めて務めさせていただきます」と意気込みを語りました。

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in 取材,   アニメ, Posted by logc_nt

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